まったり草津白根山・芳ヶ平湿原ハイキング

草津にステキな山小屋があるということで、山小屋メインのまったりハイキングに出かけました。

草津白根山。
長野県と群馬県の間に位置する標高2,160mの活火山ですが、すぐそばを国道299号が貫いており、ほとんど歩くことなくその荒々しい火山の姿を見ることができます。
山頂は大きな火口があって、そこに火口湖「湯釜」があります。

国道最標高点である渋峠から眺めると白根山の麓は広い緑の草原や湿原が広がっていて、のんびり歩くにはとても楽しそうな感じです。

白根山という山は日本各地にいくつかありますか、いずれも雪が残って白く見えることから白峰→白根となったパターンが多いと思います。
しかし、この草津白根山は夏でも山頂は白いです。
おそらく硫黄などの火山成分によって白い姿となっていて、それが名前になったのではないかなぁと思います。

白根駐車場から白根山の外輪山を横目に荒涼とした大地をゆっくりと下っていくと、緑の草原が目の前に広がってきて、赤い三角屋根が見えてきます。
それが今回の目的の芳ヶ平ヒュッテ。
駐車場から歩いて1時間ほどです。

ヒュッテには元気なワンコが3頭。
犬が苦手な方はここには来ない方がいいかもしれません。
ヒュッテの中はオシャレなカフェみたいな感じでとても落ち着きます。
夜は暖かいランプの灯りでディナー。
ぐっすり眠れました。

翌日は湿原へ。
一周が600mほどの小さな湿原です。
今はリンドウがきれい。
黄色い花と紫のリンドウはとても合いますね。

駐車場に戻ってきてからは湯釜を眺めに展望台へ。
この湯釜の水の色には誰もが驚くでしょう！
水の色、とは思えませんね。
絵の具で誰かが作り出したような色です。

駐車場から20分ほど登れば見られるので、近くをドライブしてきた方はぜひご覧ください。

日帰りもできる距離のまったりハイキングでしたが、こういう山旅も楽しい。
秋も紅葉が素敵だろうなぁ。
冬もこのヒュッテはスキーのお客さんで賑わうようです。
今度はスキーをしに行きたいですね。