みんな大好き燕岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年09月06日 (金)~2013年09月06日 (金)
- メンバー
- 天候
- くもり時々晴れ(ガス)
- コースタイム
- 第2駐車場→(10分)→中房温泉登山口→(20分)→第一ベンチ→(20分)→第二ベンチ→(20分)→第三ベンチ→(30分)→富士見ベンチ→(20分)→合戦小屋→(45分)→燕山荘→(30分)→燕岳山頂→(25分)→燕山荘→(30分)→合戦小屋→(10分)→富士見ベンチ→(15分)→第三ベンチ→(15分)→第二ベンチ→(15分)→第一ベンチ→(15分)→中房温泉登山口→(10分)→第2駐車場
- コース状況
- 整備が行き届いており、地面も踏み固まっており、とても歩きやすい。『日本三大急登』のひとつ、合戦尾根は確かに辛いけどゆっくりいけば何ともない。地図上でクサリ場があるが、注意していけばクサリに触れずに普通に歩ける程度のクサリ場。初心者でも安心して歩けるでしょう。
- 難易度
感想コメント
「あそこは何度だって行きたいよ!」みんなが口を揃えてそう言う山、三年くらいずっと行きたくて行けずにいた山、遂にいってきました。
駐車場8時スタート。
中房温泉登山口でトイレを済ませ、トイレ脇の道を通って入山。さすが人気の山だなぁ、すでに人が結構いる。皆の装備を見ていたら、小屋泊まりが大半を占めている気がする。テント泊の装備を背負ったパーティーには二組しか会わなかった。私は日帰りである。しかも寝坊して入山が少し遅れてしまったから、多少無理をして今日は速度を早めに歩こうと決めた。荷物が軽いからか、先月の笠ヶ岳の笠新道を歩いたからか、噂の急登はそんなにキツくは感じなかった。登山道はとても整備が行き届いており、とっても歩きやすいのも助かった。時折通るベンチで皆が憩う姿を横目に合戦小屋まで一気に歩いた。
お目当ては、スイカ!
ずっとこれが食べたかった。一切れ800円か、でも山で食べるスイカはプライスレスと言い聞かせ購入。甘くてとっても美味しかった^^♪隣に座ったお兄さんも私のスイカにつられて買った。
合戦小屋から燕山荘まではさらに歩きやすい道だった。燕山荘直下には、お花畑も残っていたし得した気分だった。ただ道中ずーーっとガスの中、気温は暖かくて無風、気持ちが良い天気なのだが展望なしで山荘まで歩いてきた。山荘前の稜線に出た瞬間息を飲んだ。裏銀座方面の山々がドドーンと目の前に飛び込んできたからだ。雲がかかっているもののその迫力は感動もの。
そこから頂上までは、白い登山道を歩く。花崗岩の白い山肌はとても美しい。鳳凰山、甲斐駒ケ岳、そして燕岳。私はどうやら白い山が好きみたいだ。太陽が照ると、ビーチにいるかのような気分にもなる。山頂では、皆が無言でアチラ側の山と対峙していた。30分はぼーっとただただ景色を楽しんだ。至福の時。
燕山荘で山バッジとエプロンを買い、下山した。下山はまた靄の中だったので無心で下りた。
14時登山口到着。
今回初めての燕岳だったが、人気の理由がとてもよくわかった。そして、日帰りよりも泊まりで来たい山だった。ずーーっと景色に見惚れていたいし、時間があればそこから常念山脈や表銀座に歩き続けたい場所だった。そして私も「何度でも行きたい山だよ!」って言っちゃうんだろうなぁ。楽しかった!!^^
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。