鳥取県「伯耆大山」~中国地方の名峰を横断!

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
秋山 克史
日程
2009年11月06日 (金)~2009年11月08日 (日)
メンバー
秋山 克史(単独)
天候
☀/☁ 晴れ時々曇り
コースタイム
■ 1日目:大山寺-(1'30)-6合目避難小屋-(1'20)-弥山山頂小屋
■ 2日目:弥山山頂小屋-(1'40)-元谷分岐-(0'50)-元谷避難小屋-(0'30)-宝珠分岐-(1'40)-中宝珠-(1'30)-三鈷峰分岐-(0'15)-三鈷峰-(0'20)-ユートピア小屋
■ 3日目:ユートピア小屋-(2'00)-大休避難小屋-(1'50)-矢筈ヶ山-(1'30)-甲ヶ山-(3'00)-船上山-(1'00)-船上山少年自然の家
コース状況
★1日目
 弥山への夏山登山道は整備が行き届いており、積雪時も比較的楽に登る事ができますが、厳冬期は天候のよくない日が多いため、視界が悪いと稜線では登山道を外れる危険があるほか、雪庇(せっぴ)も形成され、経験の少ない方には必ずしも安全なルートとはいえません。また弥山から最高点の剣ヶ峯までは崩壊が激しく立ち入り禁止となっています。

★2日目
 宝珠尾根は道幅がかなり狭くなっている箇所があり、所々に積雪があったため通過に時間を食ってしまいました。滑落にはくれぐれも注意が必要です。しかしここから間近で眺める北壁は迫力満点!苦労してここを歩く人にしか見られない景色です。

★3日目
 最終日にして1番のロングルートです。有名な親指ピークや矢筈ヶ山(やはずがせん)といった鋭鋒や、岩稜帯を登る甲ヶ山(かぶとがせん)など、少し神経を使う山をいくつも登る為、心身ともに疲れました。が、振り返って歩いてきたルート一望するとなんだか自分が誇らしくなってきます。自分を褒め讃えることで最後まで歩くことができました。
難易度
Google Map

より大きな地図で 伯耆大山 を表示
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

鳥取県の伯耆大山は西日本の数少ない百名山のひとつで、荒々しい岩壁はアルプスさえ偲ばせます。

標高の割に大変展望のよい山で、晴れた日には遠く日本海が見渡せます。
(個人的な話ですが、屋久島とか利尻とか山頂から海が見える山が僕は大好きなのです!)

この季節は初冠雪の時期に当たり、雪化粧してさらに美しくなった山頂を拝む事もできます。

各都市からのアクセスも良く、今回のように縦走とまでは行かなくても日帰りや1泊2日なども楽しめるオススメの山です。

フォトギャラリー

大山寺行きのバスより。ガスが心配です。

石段より入山。

ガスに覆われた7合目付近。山頂が見えない!?

米子の夜景をバックに「ヘッドランプ・大山」

翌朝山頂小屋より山頂。ここから先は立ち入り禁止です。

ご来光を独占!昨日苦労した甲斐がありました。

今日はいい天気みたいです。

台地状の弥山山頂は木道が続きます。

眩しい朝陽。

大山の影がくっきり!本当にきれいな形をしているのが分かりますね。

夏山登山道を逸れて元谷へ。

元谷から大山の北斜面。大きな屏風のようです。

雪の斜面。左下の水平のラインのようになっている所がルートです。

三鈷峰へ寄り道ですが、ここまでもなかなか危険。

2泊目のユートピア小屋は窓から大山見放題です。贅沢です。

左手に見えますのが昨日泊った弥山です。

振り子尾根を下る道から見返り撮影。

矢筈ヶ山(やはずがせん)。てっきりまくと思いきや、しっかり山頂まで登らせてくれます。

東の名峰、甲ヶ山(かぶとがせん)。

甲ヶ山から振り返った大山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部