火打山~秋の絶景山さんぽ~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年09月26日 (木)~2013年09月27日 (金)
メンバー
天候
雨~雪~晴れ
コースタイム
笹ヶ峰駐車場~(60分)~黒沢橋~(150分)~富士見平~(50分)~高谷池ヒュッテ(小屋泊)
高谷池ヒュッテ~(90分)~雷鳥平~(40分)~火打山頂上~(30分)~雷鳥平~(80分)~高谷池ヒュッテ~(50分)~富士見平~(70分)~黒沢橋~(40分)~笹ヶ峰駐車場
コース状況
登山道の中で、木道の占める割合が高く整備されており歩きやすかった。十二曲りというところの前後は岩がゴツゴツ、傾斜もあるので下りの時には歩きにくいので注意。雨が降ると岩や木や、土が滑りやすい部分もあったが全体を通して歩きやすい登山道。
難易度
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感想コメント

百名山ハンターがゆく。


七月に登った雨飾山の雰囲気があまりに好きすぎて、周辺の頸城(くびき)山塊の山々に興味がどんどん湧いてきました。そこで、山のアニキと共にテントを担いで行ってみました。

登山口に向かう道中雨が激しく降っていたので心配していましたが、登山口で登山届を出す頃には雨も上がってきました。木道の道が続いています。とても歩きやすい。
沢を渡り、十二曲りというその名の通り十二回曲がる登山道なのですが、そのあたりは傾斜があり頑張りどころです。ところどころに色づいた葉っぱを見ながら、紅葉にはまだ早いかなぁ~という感じ。空には青空もみえていました。富士見平という分岐点を通過したあたりからポツポツと、冷たい雨が降ってきました。氷のように冷たい雨に気持ちが沈みながらもあと少しで着くはずの小屋へと黙々と歩を進めました。

高谷池ヒュッテ到着。テント代(400円)を払ってテント場に行ったのですが、雨と共に冷た~~い北風に吹かれた後一瞬で予定変更となりました。小屋に素泊まりで泊まらせていただくことに・・・。(4500円)そして本当は一日目で火打山、二日目で妙高山に登る予定だったのですが一日目は停滞を決意しました。ナント!この日は他に予約のお客さんはいなく、私たち二人の貸切状態ということでした。昼頃着いてのんびりしていたら、窓の外で白いものが舞っています。一瞬目を疑う景色でした。初雪だったそうです。どうりで寒いわけですよね。

二日目の朝。信じられないくらいの青空でテンションもあがりました。ヒュッテからの木道が薄らと凍っていて滑ります。高谷池から天狗の庭にかけての湿原エリアの美しいこと!湿原の池の中に火打山が写りこんだ絵はまさに天然のアート!写真を撮りながら景色に驚き、全然前に進めませんでした。北アルプスがとても近くに見えます。高度を上げていくと今度は日本海が見えます。そして逆方向を見るとなんとそこには富士山が!空気が澄んで遠くまで見渡せます。頂上では時間も忘れしばし景色に見惚れていました。

下山の時には太陽で、凍った木道は溶けて乾いており、朝とは打って変わって気温もあがり暑いくらいでした。全体を通して木道が多く歩きやすかったことと、思ったより紅葉が進んでいたので良かったです。

それにしても、九月で雪が降るとはさすが山。小屋の中でも寝る時はすっごく寒くてびっくりしました。小屋の中でもいつものダウンとダウンパンツが大活躍。普段テント泊ばかりの私ですが、小屋泊の快適さに目覚めてしまいそうです・・・。

火打山は私の中でトップ3に入るくらい素敵な山でした。紅葉は少し早かったので今週、来週くらいが見頃なのでは?妙高山は次回のお楽しみにしようと思いました。

フォトギャラリー

逆さ火打!

登山、開始~

木道が続きます

橋を渡ると

所々赤く染まってる

この辺りは急坂です

落ち葉もなんだか、いい

秋ですねぇ~

本当に寒かった!

シートゥーサミットの長いスプーン、使える♪

初雪生まれのだるまちゃん

小屋のほうを振り返る

木道の雰囲気がすき

後立山連峰の山々

枝が凍ってる

山頂ゲットん♪

葉も凍ってる

高谷池ヒュッテ

黒沢

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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