宮崎県 プチ遠征② 高千穂峰(1573m)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年10月29日 (火)~
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 登山口(50分)御鉢(40分)高千穂峰山頂(25分)御鉢(35分)登山口
- コース状況
- 特に危険な所はありません。
- 難易度
-
感想コメント
坂本竜馬が妻のお龍と「日本最初の新婚旅行」としてこの地を訪れ登ったという高千穂峰に行ってきました。この山は天孫降臨の地として知られている霊峰で、天照大神(アマテラスオオミノカミ)の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が芦原中国統治のために降臨した山であるとされ、山頂には降臨したときに突き立てられたとされる青銅製の天逆鉾が立っています。
スタートは高千穂河原の鳥居から。参道と歩いて行き樹林を抜けると急な斜面が現れます。この斜面は2011年の新燃岳噴火により火山砂礫等が堆積し、登るのにとても大変でした。一歩進んではずりずりずり、また一歩踏んではずりずりずり、、、冬山のアイゼン歩行のようにキックステップを駆使してなんとか登り切りました。登りきると御鉢に出ます。大きな火口にしばし感嘆。この火口縁を左周りで進むと(御鉢は周遊できませんのでご注意)鳥居が見えてきます。昔、高千穂峰と御鉢の中間に霧島峰神社があったのですが噴火により炎上。その後高千穂河原に再興されましたがこちらも焼けてしまい現在鹿児島県側に霧島神宮があります。鳥居の先、もう一登りすると山頂です。山頂はとても広く見晴らしも抜群。霧島連山はもちろんのこと、遠く桜島まで見えます。ゆっくりとランチをしたら下山。登りで苦労した砂礫の道も下りはハイスピードで駆け下ります。ただし、スパッツをしていないと砂礫が靴に入ってしまうのでスパッツはお忘れなく。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。