富嶽縦走その⑧~雁ヶ腹摺山・姥子山~(山梨県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2013年11月23日 (土)~2013年11月23日 (土)
- メンバー
- 後輩さん1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 大峠 →(40分)→ 雁ヶ腹摺山 →(50分)→ 姥子山 →(55分)→ 百間干場 →(10分)→ 金山峠 →(145分)→ JR大月駅
- コース状況
- 大峠への車道は冬季閉鎖の可能性アリ。要事前確認。
落ち葉によるルートのロスに注意。
金山峠からの下りは、落石と土砂崩れ・増水時に注意。
- 難易度
感想コメント
これが、前に書いた本番である。“牛奥”、”笹子”とくれば、最後にはプレーンな雁ヶ腹摺山に登るのがスジだろう(何に対してのかはともかく)。それに秀麗富嶽十二景の一番山頂とあっては尚のこと。
タクシーで大峠まで行く。休日だけあってかなりの数の車が既に停車していた。マイカー組は大変だなー、とか思いながら準備。日陰では霜柱がカチコチになっていたが、日向では暑くなるような気配をにじませた日差しがガンガンだ。レイヤリングが難しい。
で、到着。何も省略などしていない。気付けば、という感じなのだ。雁ヶ腹摺山は予想以上に近かった。
南側の展望が良く、ここからの眺めは旧500円札に起用された。素晴らしい見栄えの富士山。流石は一番山頂。三ツ峠のアンテナまで綺麗に見える。
姥子山までのルートは、最近の例にもれず、道幅が広くて落ち葉があって、な感じ。嫌なタイプだが、前回の“笹子”を経験していたので実際にはそれほどまでに苦労はしなかった。
姥子山の頂上は雁ヶ腹よりもっと見晴らしが良かった。日差しは暖かいし、眠くなりそう。
帰りは金山地区へと降りて行く。目指すは金山峠だ。快適な斜面だったので、正直油断していたのは否めない。だからいきなり地面から、ワイヤーのループが跳ね上がって来ても反応出来なかった。
ズテーン!
見事に足を引っかけられた。まるで「足下がお留守ですわよ」とでも言わんばかりの綺麗なトラップ。イラッとした。なんでこんな山の中に、ワイヤーなどというものが放置されているのだろう。くそぅ。
沢沿いの道は人が入りづらいのだろうか、殆ど整備がされていなくて色々と面倒だった。
コンクリートが出始めたら、あとはひたすら下るだけ。足に来る!なんだかんだで、駅まで2時間くらいはかかった。間違いなく、本日の核心部であった。
秀麗富嶽も残すところあと僅か。寒いと嫌だが、富士山を眺めるには丁度良い。写真を撮りに、大峠から雁ヶ腹までをピストンしても良いかも知れない。いずれにしても、眺められる景色を思えば贅沢な山旅になるであろう。
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