アイゼン・ピッケルを使おう~伯耆大山(鳥取県)

投稿者
酒井 留奈
日程
2014年02月12日 (水)~
メンバー
マウントギア大名店 酒井・友人
天候
コースタイム
駐車場(70分)五合目(10分)六合目避難小屋(80分)駐車場
コース状況
■雪がしっかり積もっています。アイゼン・ピッケル・冬靴と冬山装備が必要です。
■とにかく風が強いのでバラクラバがおすすめです。
■夏山登山道は比較的人が入っていますが雪や風でトレースが消えることもあるのでしっかりとルートファインディングをしてください。
難易度
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感想コメント

九州から行く雪山といえばまずは“大山”と聞き、伯耆大山に行ってきました。
夜通し車を走らせて駐車場に着くとすでに何台もの車が、、、友人との再会を喜びつつも急いて支度をして出発。今日は生憎の曇り空。それでもここ数日の中では好い方だとか。
車道を少し進むと左に夏山登山道の入口が。ところがかなりの積雪でいきなりよじ登るハメに。しっかりと積もったこの雪の下は夏道の階段。見る影もなく埋まっています。当たり前ですよね、道標も足元にあるんですから。
二合目を過ぎカラダが慣れてきたころ、だんだんと開け風が強くなってきました。この風の強さに木々の霧氷が立派に成長しています。重みで折れてしまいそう。視界も悪くトレースが分かりづらくなってきました。おまけに所々にトラップのような大きな穴が!赤テープを頼りに慎重に進みます。かなりの急傾斜をアイゼンの前爪をきかせぜぇぜぇと登って行くと五合目の道標が。さらに強く吹き付ける風にここでバラクラバをかぶります。温かい飲み物(サーモス必携)でカラダを温め再出発。と、ひと登りしたところで六合目避難小屋に到着。ボランティアの方々が入口の雪かきをしていました。ありがとうございます。そそくさと中に入れて頂き休憩。風がないってなんて素敵。
スタート時間が遅かったこと、この先さらに遮るものがなく風が強くなり天気の回復も認められないことなどから、ここで折り返しすることに。たっぷり休憩をはさんで下山開始。今度はかかとの爪をきかせてサクサク下ります。いい傾斜を見つけては尻セードで滑り降り、、、楽しい!!五合目分岐でほとんど人が入らない元谷避難小屋方面へ。そこは地元の友人に先陣をまかせます。踏まれていないので埋まる埋まる。でもそれが楽しくて楽しくて雪と戯れてしまいます。うまく風を避けられる場所で腰を下ろして休憩。取り出したるはZシート。これがないと冷たくて座っていられません。ありがたや。
ここからスノーシューに履き替えて誰にも踏まれていないもふもふ道をガシガシ進みます。と言いたいところですが雪の深さに足をとられこけまくり。でもやっぱり楽しい!途中地図を確認しつつ(決して迷ってはいません)、終わってみればしっかり大神山神社に到着。無事下山できたお礼をして帰ります。

フォトギャラリー

さあ、スタート

道標が埋まってます

雪深くなってきた

見事!重そう、、

五合目 風が強い(泣)

でも進め

急傾斜

あぁ、やっぱり雪山はいい

六合目避難小屋 埋まってます

折れてしまいそう

モフモフです

座布団必携

雪と戯れて、、、

雪と戯れて、、、

気持ちいい!楽しい!

大神山神社 屋根がつぶれちゃう

スイカバー?!

ただいま

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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