日本百名山　晩秋の高妻山（2353m）

最終日は高妻山へ。
高妻山や飯縄山でも山岳密教の名残が地名として小さな石仏とともに残っています。
高妻山の一不動がそれで、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、
七観音、八薬師、九勢至、十阿弥陀で山頂に到着します。
これらは当時の道標であったようですが、現在の我々にとってもきわめて
利用価値の高い遺物といえます。

最近出来た弥勒新道を通って行きました。ショートカットできて、
近道と聞いておりましたが、急登が続き時間的には変わらないと思われます。
六弥勒へ到着し、八薬師を過ぎて八丁ダルミに出ます。
稜線上の急傾斜を登ると高妻山山頂へ。

帰りは五地蔵山から四普賢、三文殊、二釈迦、一不動避難小屋に到着。
そこから沢沿いを下りますが、途中、クサリがあったり緊張する道を
通り、キャンプ場へ無事帰ってきました。