仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳~残雪期、快晴、南アルプス~

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投稿者
前田 栄輝
日程
2014年05月06日 (火)~2014年05月08日 (木)
メンバー
四日市店:前田
天候
晴れ
コースタイム
1日目
6:40歌宿バス停-8:50長衛小屋10:10-11:24仙水峠-13:20駒津峰-15:30双児山-17:10長衛小屋(テント場)

2日目
5:20長衛小屋(テント場)-5:30登山口-5:58二合目-7:09大滝頭-8:00小仙丈ヶ岳-9:05仙丈ヶ岳-9:54小仙丈ヶ岳-10:38大滝頭-11:10二合目-11:30登山口-11:40長衛小屋(テント場)

3日目
3:50長衛小屋(テント場)-4:52仙水峠-5:58駒津峰-7:02甲斐駒ケ岳-8:26駒津峰-9:15仙水峠-10:00長衛小屋(テント場)10:00-12:13歌宿
コース状況
仙流荘から歌宿までは南アルプス林道バスを利用。歌宿から山小屋やテント場のある北沢峠までは約2時間の林道歩きです。落石に注意が必要です。

北沢峠から駒津峰~双児山は目印が少ないことと、踏み跡があちこちにあるため、迷う可能性があります。地図やGPSを活用すると良いかと思われます。

仙丈ヶ岳。2合目以降、急な登りが続きますのでストックがあると良いかと思われます。
また、森林限界を超えてからの稜線歩きにおいては道幅が非常に狭いことと、やや雪庇もございますので足元に注意が必要です。

甲斐駒ヶ岳。仙水峠までは途中、岩がゴロゴロしているところを歩きます。私が歩いているときにはなかったのですが、落石に注意が必要です。
仙水峠から駒津峰までは急な登りが続きます。目印や踏み跡はしっかりあるので道迷いの危険はないかと思われます。
駒津峰から山頂まで、登りは直登ルート、下りは巻き道を利用しました。直登においては足元をしっかりと確認しながら登っていくと良いでしょう。巻き道はいくつか雪の斜面をトラバースする箇所がございました。アイゼンやピッケルを上手く使いながら歩行しましょう。
難易度
Google Map

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感想コメント

 GW最終日に絡めて、残雪の南アルプスに行ってまいりました。
天気が心配だったのですが、初日だけがやや曇っていただけで、残りの2日は雲一つない晴天に恵まれ、気持ちの良い登山ができました。

 実は初日に甲斐駒ヶ岳で救助のヘリが飛ぶ遭難事故がありました。立ち寄った山小屋の方の話によると、登山未経験の若者2名のうちの1名が道に迷ってしまったとのこと。そして下山時のバスの運転手に聞いた話では、発見当時、道迷いの方は命に別状はなく、元気そのものだったとのことで安心しました。

 GWは遭難事故等多い時期という話を聞いております。自然を相手に、装備や準備が万全の状態においても天候悪化や思いがけないトラブル等、何が起こるかわからないので、私自身、今後も山へ入る際は油断せずにいこうと改めて思いました。

 前回の北アルプスもそうでしたが、今回も雨には降られずに済みました。次回はどうなるかわかりませんが、これからも山を楽しんでいこうと思います。

フォトギャラリー

仙流荘駐車場。バスに乗ります。

歌宿-北沢峠、林道歩き約2時間。落石注意です。

しばらく見つめ合いました。

BC的な形でここ、長衛小屋のテント場を拠点にしました。

1日目は駒津峰、双児山を登りました。

2日目は仙丈ヶ岳を登りました。

山頂までいくつかのピークを越えます。

右端のコブのとこが山頂です。

3000m超。

北岳方面。美しいです。

甲斐駒ケ岳方面。

テント場から仙丈ヶ岳。

3日目。仙水峠からの朝日。

甲斐駒ケ岳と摩利支天。

駒津峰より甲斐駒ケ岳を眺めます。

甲斐駒ケ岳山頂。

ここは雲の上です。

富士山もくっきりです。

ここが一番怖かったです。

天気にも恵まれ、最高の3日間でした。ありがとうございます。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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