初夏の小川山 南稜レモンルート
- 投稿者
-
冨田 豊
浦和パルコ店
- 日程
- 2014年05月24日 (土)~2014年05月24日 (土)
- メンバー
- 冨田 他3名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 廻り目平キャンプ場(40分)屋根岩3峰、南稜レモンルート取付
- コース状況
- 初夏の小川山、晴天ということもあり、湿気は少なく、アプローチや岩の状態も最高といえました。
アプローチには堆積した落ち葉が多く、安定しない場所で道を踏み外さないようにする注意は必要です。
5月に小川山を訪れたのは初めてでしたが、今後はこの時期にも一度は来てみたいと思います。
- 難易度
感想コメント
今回挑戦したのは屋根岩3峰、南稜レモンルート。
ナチュラルプロテクションを使用する、緊張(私にとっては)のルートです。
アプローチは少々迷いつつも、経験者の先導もあって何とか取り付きにたどり着きました。
1ピッチ目はリードをさせてもらうことに。
安定した箇所で、落ち着いて、適正なカムをセット。
1ピッチ目(約25m)の難易度的は高くありませんが、登れてしまうことと、安全を確保して登ることは全く別物なので、緊張感を持ちつつ確実にカムセットをして行きます。
2ピッチ目は同行者にスイッチして貰います。
最初の5mほどのトラバースは非常に緊張感があります。
それ以外は特に難しいところもなく、景色の良い終了点へ。
3ピッチ目、核心の登場です。
ワイドクラック、今まで何度苦しんできたことでしょう。
今回も、余裕一切なし!!
リードのTさんに「ヒール&トゥーを決めてー!」といわれても、実践に一苦労!
何とか真似事で体を浮かせて、ジリジリと上がって行きます。
時間を掛けて何とか切り抜けるも、情けない登攀に意気消沈でした。
正直、この南稜レモンルートのグレード、甘く見ていました。
4ピッチ目からは歩きの様なピッチで難なく終了。
4ピッチ目の終了点近くから、2パーティーの60mのシングルを連結し、取り付き部の少し脇に懸垂下降。
無事帰還となりました。
クラックの登攀は奥深いです。
まだまだ精進が足りないことに気づかされました。
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