尾瀬ヶ原の水芭蕉、新緑の名瀑 三条の滝を行く

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年06月02日 (月)~2014年06月03日 (火)
メンバー
天候
両日とも晴れ
コースタイム
<1日目>鳩待峠バス乗り場(50分)→尾瀬植物研究見本園(20分)→山の鼻(55分)→下の大堀川橋(20分)→竜宮十字路(25分)→ヨッピ吊り橋(15分)→東電小屋(40分)→温泉小屋(50分)→三条の滝展望台(65分)温泉小屋(宿泊)

<2日目>朝ご飯まで4時過ぎ~早朝小走り散歩 温泉小屋(10分)東電小屋分岐(5分)→見晴~竜宮小屋への途中までで、のんびり引き返し 見晴(35分)→温泉小屋で朝ご飯

温泉小屋(25分)→見晴の小屋集落(25分)→竜宮十字路(25分)→ヨッピ吊り橋(40分)→牛首分岐(35分)→山の鼻(35分)→鳩待峠
#山の鼻~鳩待峠間は、通常コースタイム80~90分です。
午後になるとこの区間、よく大行列に遭遇するのでペースアップし過ぎて早くに着きました。
コース状況
鳩待峠~山の鼻への木道に一部残雪の塊ありますが、注意して歩行すれば問題なし。
鳩待峠~山の鼻間は木に覆われてる部分が多いため、残雪の雪解け水、雨の後など水はけはよく無いので滑りやすい。尾瀬ヶ原に出るまで急坂なので、しっかりした登山靴で入山しましょう。

尾瀬ヶ原の木道
日当たり良好、直射日光に照らされるため、乾いた木道。
紫外線対策、よりいっそう必須。

三条の滝
なかなか険しい登山道。普通、滝へ行くには、滝つぼに向かって下り一直線みたいなところが多いですが、ここの登山道は途中、何度か沢渡り、岩場、急坂、色んなアップダウンの変化に富んだ歩き応えのある道です。
残雪も一部ありますが、アイゼン無しで突破可能です。
三条の滝に行くには軽装備お勧めできません。こちらは、中級者レベルのコースだと感じます。
難易度
Google Map

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感想コメント

尾瀬に行くのは今までで4回目くらいですが、大体は夜行発の日帰りで忙しく木道を通ってました。
今回は尾瀬ヶ原の水芭蕉と燧ケ岳登山を目的にしていましたが、私のリサーチ不足で、尾瀬ヶ原からアクセスが近い見晴新道が、台風の影響がまだ残り9月過ぎまで通行止めという何てこったいな現実。
夜行バスの行き先変更も無理だし、何とか当初の予定通り燧ケ岳も翌朝にセットで行けないものかと、どう転がってもいいよう冬装備も持ってきてしまいましたが、やはりタイムオーバーなので燧ケ岳は断念。

1日目は鳩待峠~三条の滝で2日目は尾瀬ヶ原をゆっくり歩きました

水芭蕉群生地:尾瀬植物自然研究見本園、下の大堀川橋、竜宮十字路から長沢新道方面、東電小屋分岐~温泉小屋まで、、、など。
群生地ならば、このあたりだと見ごたえありです。
2014/6/3現在で見頃。まだ若い芽も沢山あります。

滝好きな私は三条の滝、感動です。あんなすごい地響きの滝は久しぶりでした。尾瀬の川がいっせいにここに一つとなってものスゴイ轟き音が響き渡るそう。
水量も6月は多い時期ですので見ごたえ満足です。滝の形全容などは豪華な感じではないものの、滝の存在感は強く感じました日本の名瀑百選は滝つぼにすら人を寄せ付けない豪快さです。
尾瀬は、木道ハイキングだけではなく険しい姿も時折、顔を覗かす。

これから尾瀬は、お花が咲き乱れ、さらにハイシーズンに突入で人手ももっと増えます。
木道は一方通行、迷惑行為などはやめて道やベンチなど譲り合いの精神を心がけて下さい。
小さなことで、せっかくの気持ちいい山が台無しになってしまいますよ。。。

尾瀬の山小屋は、温泉やお風呂に入ることができる場所が多いことにハッとしました。
日帰りで行くのは、もったいない気がします。


ちなみに、おすすめアイテム写真で尾瀬ヶ原木道のみならばバーグハウスの靴で(おすすめアイテム1枚目写真)
三条の滝まで深く行くならば、スカルパの靴(おすすめアイテム2枚目写真)が快適だと思います。
または、それに近いもの。

フォトギャラリー

有名な水芭蕉スポット 下の大堀川橋にて。

鳩待峠お決まりの看板前、朝5時過ぎ気温7度位で歩き始め。

至仏山への入山はまだお控え下さい。

始めは日陰も多く、まだ残雪あり。もう少し歩くと第一水芭蕉群生発見。

全国の川上様、ここで記念撮影しましょ。

山の鼻にて水芭蕉「足元の僕たちを踏まないでね!」

逆さ燧ケ岳。また今度、計画出直して登りに来ます。

進行方向には燧ケ岳で、後ろを振り返って至仏山。に、挟まれる私、幸せ。

リュウキンカも咲いていますバックに見えるのは進行方向の燧ケ岳。

個人的に水芭蕉 穴場スポット。長沢新道方面に10分足らず歩いた場所。

水芭蕉は、いい香りがします。

水芭蕉以外にも、お花の宝庫。足元もよく見て歩くと見えます。

アコーディオン式の容器で見た目も華やかに腹ごしらえ。

三条の滝への道にて所々の残雪はストックもあると楽です。

予想外の険しい道のり。

わー!三条の滝展望台到着!豪快迫力な日本の滝百選。お見事!

滝の上部をズームアップ。轟き音、激しい。

泣く泣く滝を後にして宿泊予定の温泉小屋にて体に優しくも満腹な晩御飯。

翌朝4時過ぎ、朝もやが見たくて、朝飯前の散歩。

6時近くには、澄んだ太陽がヒョコッと顔を出して「おはよう!」規則正しい生活リズムを見直せねば。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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