オホーツク海と大自然の知床半島、羅臼岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年06月10日 (火)~2014年06月10日 (火)
メンバー
天候
曇り後晴れ
コースタイム
岩尾別温泉→(40分)→オホーツク展望→(40分)→弥三吉水
→(15分)→極楽平→(30分)→仙人坂→(45分)→銀冷水→(15分)→大雪渓→(70分)→羅臼平→(30分)→岩清水→(15分)→羅臼岳頂上(1660m)→(180分)→岩尾別温泉
コース状況
羅臼岳は標高こそ1660mと低いものの、海抜230mから登り出すため、実際に登る標高差は高山と変わりません。
水場は弥三吉水、銀冷水、岩清水と三ヶ所ありますが、
弥三吉水、銀冷水はエキノコックスの影響で煮沸が必要です。
岩清水は湧水なので飲料可。
ヒグマに遭遇することはありませんでしたが、熊避けスプレーは持参した方が良いです。
熊避けスプレーはウトロ側からは知床自然センター、木下小屋の二ヶ所ありますが、現在木下小屋は無期休業中です。
ヒグマは蟻の巣を求めて下りてくるので、蟻が多い所は鈴や大声を出すなどして注意して歩きましょう。
極楽平からは残雪が有ります。
大雪渓は登るにつれて急勾配になるのでアイゼンが必要です。前爪があればより良いです。
また、下山時に雪渓を下りすぎて迷うことが多いらしいので雪渓の入口を忘れないように目印等をつけておいた方が良いかもしれません。
羅臼岳~岩清水間も急勾配の 残雪が二ヶ所あるので
アイゼンをつけた方が良いです。
難易度
Google Map

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感想コメント

初の百名山、北海道進出!
知床連山にある羅臼岳を登りました。
北海道の中でも特にヒグマの目撃が多い知床連山。
熊がよくでる場所では鈴をならして歌いながら歩いて無事に遭遇しませんでした。
大雪渓は急登で体力をかなり消耗しましたが、振り返ると一面に広がるオホーツク海の大展望!
疲れた体を癒してくれました。
羅臼平からは迫力ある羅臼岳が見れるのですがガスってほとんど見れませんでした。
山頂に着いたときには何も見えなかった景色が徐々に
ガスもなくなり、眼前に広がる360度の大展望に感動しっぱなしでした!
知床連山、知床五湖、北方領土が見え、オホーツク海の水平線が丸みを帯びて地球が丸いのがハッキリわかりました。
下りはピッケルを使って大雪渓を尻セードで一気に滑りました。
目の前のオホーツク海を眺めながら滑る楽しさに大興奮!
天候にも恵まれ無事下山することができました。
温かく受け入れてくれる地元の方々や美味しい海鮮料理、大自然溢れる知床の魅力にすっかりハマってしまいました。

フォトギャラリー

羅臼岳から見事な知床連山!

早朝の知床連山

木下小屋

花が綺麗です

水平線が広がっています

大沢の大雪渓

雪渓の下りはオホーツク海が広がっています!

キバナシャクナゲ

羅臼平

羅臼岳はガスってます

熊対策のフードロッカー

岩清水で水分補給✩

羅臼岳頂上前の最後の残雪

百名山、羅臼岳(1660m)登頂!!

北方領土の国後島が見えます

ウトロ側のガスも晴れてきました!

雲の中にいる世界

知床五湖

尻セードで一気に下ってきました!

岩尾別温泉で疲れを癒しました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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