オオキツネノカミソリを求めて~長崎県 多良岳

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投稿者
酒井 留奈
日程
2014年07月28日 (月)~
メンバー
マウントギア大名 酒井
天候
晴れ
コースタイム
中山キャンプ場<50分>中山越<35分>経ケ岳<20分>平谷越<30分>中山越<70分>金泉寺<30分 西野越の群生地往復>金泉寺<20分>多良岳<40分 前岳往復>多良岳<60分>中山キャンプ場
コース状況
中山越から経ヶ岳への稜線は急登で滑りやすいです。
経ヶ岳から平谷越へは鎖やロープが設置している岩場が多いので慎重に。
中山越から笹ヶ岳へは岩場が多く苔が付いて滑りやすくなっています。
多良岳から前岳往復は道も狭く足場も悪く所々ロープやハシゴもでてきます。
難易度
Google Map

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感想コメント

オオキツネノカミソリを狙って長崎県の多良岳に行って来ました。
多良岳へはいろんなルートがありますが、今回は中山キャンプ場から登りました。
まずは経ヶ岳を目指します。舗装路をあがり橋を渡ってすぐに左側に登山道入口があります。気を付けないと見過ごしそうなので要注意。といってもこの舗装路を縫うようにショートカットしている登山道なので、そのまま舗装路をあがっても大丈夫ですが、、、
うっそうとした木々の中をしばらくあがっていき中山越分岐を右に折れ経ヶ岳方面へ進みます。少し上がったところで分岐の看板が。ここは左に折れ時間の短い急登コースを選択。足場の悪い急な登りを登ること30分ほど。いよいよ視界が開けてきて頂上か?と思ったら合流地点。はてここは?何の案内もなく右なのか左なのか、、、右に進んでみるものの“いや何か違う?!”と思って左へ。拍子抜けするほどすぐに経ヶ岳山頂へ。ガイドブックに書かれていた【分岐わかりにくい】とはこのことか!小さな案内板でもあればいいと思うのですが、、、
経ヶ岳山頂からは360度気持ちのよい展望が。これから向かう多良岳や遠くに海も見えます。しばし休憩し景色を堪能して多良岳へ。
帰りは平谷越のルートへ。歩きだしてすぐ急な坂が始まります。ロープや鎖が設置されているかなり急な下り、慎重に慎重に。平谷越を過ぎると山頂を巻くような平坦な登山道になります。中山越まで戻ってきてそのまま直進して金泉寺方面へ。だんだんと岩場が増えてきました。日陰になることが多いのか岩にはコケが付いていてとても滑りやすくなっていました。ここも慎重に慎重に、、、すると左に大きな岩山が現れました。もしかしてこれが笹が岳かな?そうすると登山道にちらほらオオキツネノカミソリが。“咲いてる咲いてる~”本当にきれいなオレンジ色。もっと咲いていないかなぁ、、、といううちに金泉寺へ。ここは一旦通り過ぎて群生地の西野越へ向かいます。西野越の道標を黒木方面へ向かうとすぐに群生が現れました。咲いてる咲いてる、群生しています。金泉寺山小屋の方によるとまだ五分咲きぐらいなんだとか。さらにこの倍咲くとは!!一面オレンジ色に染まるんだろうなぁ、、、少し早かったか。残念。すれ違った登山者の方が先ほどの金泉寺山小屋に泊まって朝早くこの群生を見に来るのもいいよ、と言ってました。なるほど!
金泉寺に戻りランチタイム。金泉寺山小屋前にはテーブルとベンチがあってありがたい限り。今日のランチは無印良品のカレー。ドライフーズの白米は家を出る時にお湯を入れてきたのでもう出来上がってます。あとはルウを温めていだたきまーす!山で食べるご飯はやっぱりいつもと違ってとても美味しいです。
お腹を満たしたところで多良岳へ出発。20分ほど登れば多良権現へ。どうやらここが多良岳山頂のようです。その先、座禅岩や前岳方面は細く険しく時に藪漕ぎや時に梯子などかなり渋いルートです。おまけに前岳山頂がわからず通り過ぎて一ノ宮岳方面へ進んでしまいました。さすがにこれはおかしいと戻ってみれば足元に三角点が。木には何となく前岳と書かれた看板が。ここが前岳だったのね。
無事前岳を後にして多良岳分岐まで戻り中山キャンプ場へと下ります。ここにも群生地があるのですが、残念ながらほとんど咲いておらず。満開になるのは西野越群生よりさらに先になりそうです。

フォトギャラリー

見たかった オオキツネノカミソリ

ヤマホトトギスがたくさん咲いていました

経ヶ岳への登り

急登です

経ヶ岳に到着

平谷越へのルートは鎖場がたくさん

慎重に、、、

中山越を過ぎ金泉寺に向かう登山道にオオキツネノカミソリが見え始めました

金泉寺小屋

今日は5分咲き程度

カレーランチ

多良岳へは階段が続きます

多良権現 ここが山頂

前岳への途中

これが座禅岩?

ハシゴもあります

道標がなく通り過ぎてしまった前岳 かすかに前岳の文字が

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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