南アルプス南部 聖岳~赤石岳縦走

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年08月04日 (月)~2014年08月06日 (水)
メンバー
天候
雨・雨・晴れ
コースタイム
1日目 聖沢登山口(425分)聖平小屋

2日目 聖岳小屋(105分)小聖岳(75分)聖岳(20分)奥聖岳・聖岳(390分)百間洞山の小屋

3日目 百間洞山の家(50分)百間平(120分)赤石岳避難小屋(30分)赤石岳(20分)赤石岳・小赤石岳岳間分岐(90分)赤石小屋(165分)椹島ロッジ
コース状況
登山道で危険な箇所はありません。
稜線上や、聖岳~兎岳間のコルへのルートは濡れると滑りやすいと思います。

赤石岳東尾根の赤石小屋までの登山道は一部崖をトラバースする様になっていて非常に細い所があります。
難易度
Google Map

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感想コメント

数ヶ月前から心の中で計画してた南アルプス縦走!
ほんとに待ちにまってました!

南アルプスは塩見岳から南はまだ歩いたことがなく、未知のことばかりでした。
東海フォレストのバスに乗って聖沢登山口まで送ってもらい、そこから登山スタート。
途中から雲行きが怪しくなって雨が降り出しました。
テント装備で雨が降ったのはそういえば初めてです!
雨でザックが濡れてずしっと重くなり、濡れるとザックの中のものを取り出すのが面倒になって色々と厄介です。
へとへとになりながら聖平小屋に到着。小屋の入り口にあるフルーツポンチを食べて元気を取り戻しました。美味しいフルーツポンチはとても体にしみました。疲れを取るために早めに就寝。
翌日は残念ながらガスが出ていました。だけど、気を取り直して出発!
森林限界を超えた所から風が強くなりましたが、奥聖に着いた時に単独で登っていた女性の方に写真を撮っていただきました。あの強風の中で、ありがとうございました。

聖岳から先は凄く大変でした。
コースもアップダウンが何度もあって体力を使うんですが、稜線上の雨や風が凄く強くなってきていたので、とにかく寒い!
兎岳、小兎岳、中盛丸山とピークを超えていきながらも雨風は弱まらず、厳しい山歩きになりました。
百間洞山の家に着いて着替えると元気が出てきて、名物のカツ丼と山菜そばを食べてマッタリくつろぎモード。渓谷に建つ小屋で、ロケーションも抜群でした。

翌朝、空を見ると星空が!
暗い中朝ご飯を食べて出発!
百間平まではガスが出ていましたが、稜線に出たら雲がサァーっと晴れて赤石岳が目の前に現れました。
この時初めて展望を見ることができて凄く感動しました。二日間頑張って良かったです。
赤石避難小屋が見えるところまで登ると、雲海の上に富士山が見えました。
見慣れてる富士山がこんなにかっこよく見えるなんて!!
赤石岳からの展望は360度。そこから北へ稜線歩き。
ホントに気持ち良かったです。

赤石岳東尾根はお花畑があったり、展望が良かったりで気持ちのいい登山道です。
またゆっくり歩きに来たいです。椹島ロッジについた際の達成感は感無量でした。

フォトギャラリー

さぁ登るよー!!

橋をいくつか渡ります。

ちょっと不安な感じのする橋が南アルプスらしくてイイネ!

一瞬だけちょっと青空がみえた!!

聖平小屋。

早朝、聖岳山頂へ向かいます。

聖岳山頂に到着。

奥聖岳にある三角点です。

強風と雨に苦戦しながら百間洞山小屋に到着。

朝もやの中の赤石岳。

やっと晴れました。

中腹に見えるトラバース道を歩きます。

標高2800Mの場所ですが、緑に囲まれた不思議な風景。

富士と太陽と私。

赤石避難小屋に到着。

小屋の後ろに不思議な岩がありました。

快晴!!三日目は天気はご機嫌。

来ました!赤石岳!!

人が少ないのも南アルプスの魅力。

椹島ゴールです。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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