奈良県台高山脈・黒倉又谷
- 投稿者
- 伊藤 博人
- 日程
- 2014年09月02日 (火)~
- メンバー
- 奈良ファミリー近鉄百貨店奈良店 増田 千代原
近鉄あべのハルカス店 伊藤
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 筏場駐車場→(40分)→入渓点→(180分)→林業小屋(遡行打切点)→(40分)→932mポイント付近→(90分)→筏場駐車場
※下山ルートは筏場駐車場方面に尾根通しで直接向かいました。尾根沿いのルートは岩や急斜面に行く手を阻まれるため、通行不可。黒倉又谷側の斜面を下る踏み跡ルートがべストだと思われます。
※下山ルートについては2012年09月13日の好日山荘登山レポート(上田さん上杉さん)などを参考にしてください。
- コース状況
- 滝には巻道もあり経験者の同行があれば初心者が十分に楽しめます。
下山路は白倉又谷方面に迷い込みやすく注意が必要。黒倉又谷側へ踏み跡を確実に追いかけて行く事が重要です。
今回は尾根沿いに直接筏場の駐車場方面に向かったのですが、これは大失敗でした。
お客様の話やネット上のレポート、そして社内のレポートにもありますが、踏み跡をたどれば(一部途切れるようですが)かなり楽々で下山できるようです。
- 難易度
感想コメント
★泳ぎ、滝のぼり、ナメ歩きと3拍子揃ったオススメ沢登りルート
★下山ルートは事前によく研究して地形図に記入、持参。GPSがあればルートが途切れても安心!!!
★ビブラム・イドログリップラバーソール(渓流シューズ)のグリップに驚き!
ナメと滝、泳ぎが凝縮された楽しい沢でした。遡行時間も3時間程で暑い夏の日の沢遊びにオススメ。お客様より紅葉のシーズンもオススメとの情報を得ています。紅葉に染まる渓もきれいでしょうね!
下山は尾根筋を筏場駐車場方面に尾根通しで向かった事が間違いの始まりでした。黒倉又谷方面へ下に降りていく踏み跡を無視して尾根上の踏み跡をたどったため行く手を岩場や急斜面に遮られ進行不能に。白倉又谷方面に降りないようにGPSで現在地に注意し、地形図でコンター間隔の広い斜面、そして目視で歩けそうなラインを設定して進みました。沢登りの詰めと下山は道がない場合も多いと思っているので「道迷い」の感覚はありませんでしたが、楽々下山の道があるならそれを通る方がいいですね。
よく研究して遡行してください。
沢靴の話ですが、今までフェルトソールを使っていましいた。今回はビブラムのイドログリップを使用したキャラバン社製「渓流シューズKR-1R」を購入、使用しました。
使用感はフェルトソールにそん色ないグリップと小さな立ちこみへの乗りやすさを感じました。ただしキャラバン社のカタログや社内のベテランの話にもあるのですが、ぬめりのある岩は足を置いた瞬間「滑ります」。体重を乗せた後ではなく「すぐに」滑るのでわかりやすいです。フェルトソールとの違いを体感しました。
今回の使用中に岩や苔をあえて試しましたが、よほどぬめる沢以外は安心して使えそうです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。