富士山~雲海にほろり~
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年09月04日 (木)~2014年09月05日 (金)
- メンバー
- 天候
- 晴れときどき霧雨
- コースタイム
- 吉田口5合目→(45分)→6合目→(50分)→7合目→(150分)→8合目→(60分)→山荘(ここで深夜2時まで仮眠を取りました)→(195分)→山頂→(180分)→吉田口5合目
- コース状況
- 登りは特に迷いやすいところはありません。
途中岩場があるので靴のソールが柔らかすぎると歩きにくく危険です。ある程度硬いソールを持った靴で臨みましょう。
下山はザレ場が長く続くので転ぶ危険があります。また変に足に力が入ってしまうため膝への負担も大きいです。トレッキングポールがあると安定して下ることができます。
また下山道は途中まで吉田口と須走口で同じコースを辿り、途中から分岐があります。間違った登山口へ下りてしまわぬよう標識に注意して下りましょう。
- 難易度
-
感想コメント
今回は友人が初めての富士山ということもあり、8合目まで案内人付きでそこから山頂、下山まではフリーのツアープランで臨みました。
9月に入ったので吉田口のコースも空いてきたかな?と思っていましたが案外混んでいました。名物の富士山渋滞も9合目から山頂にかけて顕在でした(^_^;)
気温は低いことを予想し防寒対策をバッチリとしていきました。
しかし天候に恵まれたためか、思っていたよりも暖かく5合目から8合目まではメッシュのアンダーウェアにジップタイプの化繊の長袖シャツを着てちょうど良いくらいでした。山荘付近で日が傾いてきてからは少し風が出てきたのでレインウェアのジャケットを着用しました。
8合目から山頂アタックは深夜なので流石に寒く、ジップタイプの化繊の長袖シャツの下にメリのウールを重ねさらにフリースとレインウェアのジャケットを着ました。下はレインパンツを重ねました。これで寒いと感じることはありませんでした。
山頂で長居もしなかったのでダウンジャケットの出番はありませんでした。しかし天候が崩れていれば必ず着ていたと思います。あとグローブも忘れずに!
ご来光は山頂にだけ雲がかかったため残念ながら見られませんでした。逆に8合目の山荘からはご来光が綺麗に見えていたようです。そんなこともあるんですね…!
しかし私たちの願いが届いたのか、山頂では風で雲が切れるたびに壮大な雲海を見ることができました★
今回友人が仮眠後に高山病に近い症状が出て山頂アタックは無理かな?と思う場面もありましたが無事に2人で山頂に立てて嬉しかったです。
5合目で高所順応もゆっくりし、睡眠をしっかりとって水分をしっかりとっていても高山病にかかる恐れはあります。仮眠によって呼吸が浅くなるとそれがきっかけで高山病になることもあるようです。3000mの世界は恐いですね。
そろそろ富士山の登山シーズンも終わりですが、これから行くよって方はしっかり準備をし、楽しい思い出にしてくださいね(^^)
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。