比叡山マルチピッチ! ニードル左岩稜 (宮崎県)

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投稿者
柴田 大助
日程
2014年09月10日 (水)~2014年09月10日 (水)
メンバー
大宰府インター店・上杉 福岡パルコ店・柴田 Mさん Tさん
天候
☀/☁
コースタイム
登山口駐車場(15分)ニードル左岩稜ルート取り付き(200分)ニードルのピーク(200分)Ⅰ峰Aピーク(15分)比叡山石柱(30分)登山口駐車場
コース状況
朝方の気温は15℃近くまで下がり肌寒いくらい。
日中は太陽が顔雄出すとジリジリとした暑さに。
取り付きからニードルのピークくらいまでスズメバチに要注意。
難易度
Google Map

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感想コメント

国内屈指の花崗岩地帯、大崩山系の比叡山に行ってきました。近くには最近注目を浴びる日之影ボルダーもあります。今回はお世話になっているクライミングジムの店長、Mさんのリードでニードル左岩稜ルートを登れる機会に恵まれました。数ある比叡山のルートの中でも人気のこのルートは、ニードルのピークまで3ピッチ、そこから懸垂下降で正面壁に移り、2~3ピッチでI峰Aピークを目指す、トータル約170mほどのルートです。

フォローなので、ギアを回収しながらトップロープ状態でのクライミングとはいえ、自分なりに全ピッチフリーで登るという目標を持って挑んだのですが、最初の1ピッチ目のダブルフレークが解決できず、早速買ったばかりのアッセンダーのお世話になることに・・・
いきなりの慣れないギアを使ったエイドクライミングで、時間と体力を著しく消耗してしまいました。。
2ピッチ目以降は何とかフリーで登れましたが、もう一つの核心はニードルのピークからの懸垂下降。細いピークなので両側が切れ落ちていて思いのほか高度感があり、正面壁に移るときの微妙な距離感がアドベンチャー的要素が強く楽しめました。

結局、取り付いたのが10時頃だったのですが、駐車場へ降りてきたのは17時半頃。時間はかかってしまいましたが、久しぶりにとても充実感に満ちたクライミングが出来ました。

フォトギャラリー

1峰Aピークのシルエットにニードルが隠れています

別構図で

取り付き地点

振り返ると矢筈岳が こちらも沢山ルートがあるそうです

1ピッチ目のダブルフレーク 下部が核心

ダブルロープでカムを決めて登っていきます

2ピッチ目 上の白っぽい薄いフレークを使います

ビレイする上杉さん

難なく高度を上げていくMさん

3ピッチ目 ニードルのピークは見えず、このまだ先です

う~ん かっこいい!

振り返るとこんな感じ

ニードルのピークです

こんなところまで来てしまった

ニードルから懸垂下降で正面壁へ移ります

あと2ピッチで1峰Aピーク

足を休ませてニードルを振り返ります

到着!

比叡山の石柱 実際の山頂はまだずっと奥です

下山路からニードルとAピークを眺めます

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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