立山三山縦走&弥陀ヶ原 (富山県)
- 投稿者
- 本社 岡田 丈二
- 日程
- 2014年09月16日 (火)~2014年09月17日 (水)
- メンバー
- グランフロント大阪店岡田、その他1名
- 天候
- くもり一時はれ
- コースタイム
- 1日目:室堂(37分)雷鳥平キャンプ場・テント設営(65分)剱御前小舎(25)別山(43)真砂岳(35)富士ノ折立(14)大汝山(15)雄山(30)一ノ越(42)ミドリガ池(40)雷鳥平キャンプ場
歩行時間合計:6時間46分
2日目:雷鳥平キャンプ場(42分)ミクリガ池(6分)天狗平への分岐(45)天狗平山荘(85)獅子鼻岩(55)弥陀ヶ原ホテル前バス停 歩行時間合計:3時間53分
- コース状況
- 紅葉は始まったばかりの印象です。室堂付近は草紅葉がはじまっている一方でまだ夏の花が咲いていたり急速に訪れる秋に木々や草が追いついていないのでしょうか。
室堂から雷鳥平キャンプ場まで:石畳の遊歩道。雷鳥荘から先、雷鳥沢ヒュッテへ下る遊歩道は石段を補修中で仮設足場を通りますが、全体的には快適です。
雷鳥平キャンプ場:使用料1泊5百円/一人。整備された平らなキャンプ地です。
立山三山縦走路:別山から真砂岳は比較的登山道の幅が広くトレッキングポールが有効です。富士ノ折立への登りから雄山までは岩稜歩行となります。雄山から一ノ越は特に登山者が多いので誤って石を落とさないよう注意しましょう。
室堂から弥陀ヶ原へは勾配が緩やかで快適な遊歩道でほとんど木道。ただし獅子鼻岩(ししがはないわ)付近の谷を渡る際に鎖場や滑りやすい岩場を通過しますので要注意です。
今回のルート外ですが、地獄谷は有毒ガスの発生量が多く昨年から立ち入り禁止が続いています。計画を立てる際は注意しましょう。
- 難易度
感想コメント
初日に立山三山縦走、二日目はゆっくり弥陀ヶ原まで散策してきました。立山駅からケーブルカー7:20発、バスを乗り継いで8:25には室堂から歩き出してまずは雷鳥平キャンプ場にてテント設営。歩行に不要なシュラフや夜の食材などをデポ。
雷鳥坂の登りからスタートして別山経由で三山縦走です、実のところ三山縦走は15年ぶりです。次々湧き上り流れてくるガスに景色を阻まれ別山からの剱岳は見れず残念。先に進むと真砂岳手前で時々ガスの晴れ間があり雷鳥平がはっきり見えたりまた隠れたり、猫の目のような天気です。ラッキーだったのは歩行中雨は降らなかったこと。稜線は風が強くジャケットのフードを被ること必須。ベースポールキャップやトラッカーキャップよりもニットキャップが役に立ちます。縦走中思ったことは真砂岳はなぜあんなにひっそり標柱もなく通り過ぎてしまうような扱いなのでしょうか。大汝山は立山連峰の最高峰で標高は3015mあります。また三山縦走は圧倒的に雄山からスタートする方が多く、別山側から歩き始めるのは少数派のようです。それにしてもさすが立山、雄山は登山者が多いです。
二日目は一転、弥陀ヶ原目指して遊歩道(木道)歩きです。例によって下山日は朝から晴れていて立山三山がバッチリ見えます。ああ、昨日がこの天気なら・・・ いや、気を取り直して今日の景色を楽しもう、ということで室堂からしばらく歩くと見えました、剱岳。天狗平を過ぎ獅子鼻岩にも立ち寄りました、結構高度感ある立派な岩です。弥陀ヶ原も色づき始めた木々や草と緑のコントラストが綺麗です。ここを下山ルートに選んでよかった、よかった。
今回はたまたま好日山荘各地のスタッフともテント場で会うことができとても楽しく二日間を過ごしました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。