爺ヶ岳-鹿島槍-五竜-唐松

都心からのアクセスが良く、比較的短時間で森林限界の上の稜線へ出られる後立山連峰。
種池山荘から八方池まで、天気が良ければ終始眺めは抜群です。
１日目は爺ヶ岳を通過して冷池山荘までアプローチ。
稜線上では早くも紅葉が始まっていました。
２日目は夜明け前に出発してご来光を見たかったのですが、残念ながら曇っていて見れず。
代わりに太陽の方向に向かって可愛らしいサルの群れが日向ぼっこしてる姿に癒されました。
鹿島槍ヶ岳の辺りから晴れてきて、剣岳や立山三山、槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳など北アルプスの名峰がぐるりと見渡せ、最高の眺めでした。
しかし鹿島槍～五竜岳の間は吊尾根や八峰キレット以外の登山道も登ったり下ったり数えきれない鎖場の連続で、長時間の緊張からクタクタになりました。
３日目は朝から濃霧、暴風雨。
唐松岳では雨が雪に変わり、不帰嶮の突破を断念したパーティを多数見かけました。
我々は予定通り八方尾根からのんびり下山。
それまでの暴風雨が嘘のように八方池は晴れていて、ロープウェイに温泉に白馬店の見学…と観光気分を満喫して帰りました。