日光 内ノ外山尾根~秋の静けさを求めて9 ~

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投稿者
大島 幸
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日程
2014年10月20日 (月)~2014年10月20日 (月)
メンバー
友人:もっさん
天候
晴れのち雨
コースタイム
高原歩道バス停(10分)鳴沢渡渉点(15分)内ノ外山尾根枝尾根取付き点(50分)
1346m峰(150分)内ノ外山基部分(115分)1346m峰(40分)鳴沢徒渉点(10分)高原歩道バス停
コース状況
高原歩道:鳴沢の橋は流されて上流の堰堤基部を徒渉。
高原歩道は笹藪と化していて不明瞭。初心者には不適。
内ノ外山尾根:取り付きの枝尾根は笹とツツジの薮。尾根上は所々踏み跡がある。下地は基本的に笹。地形図よりも急に感じる場所がいくつかある。

霧降高原にトイレ、自販機あり
難易度
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感想コメント

何年か前に跳ね返された内ノ外山尾根に再訪。

霧降高原に車を置きバスで高原歩道バス停へ移動し内ノ外山尾根を目指します。
途中、分岐が1つあり右に入ると赤薙山南尾根や清流ヒネリギ沢、細薙の滝30mを抱く中ノ沢へと行けます。
高原歩道の橋は今回も流されており鳴沢堰堤基部を徒渉し、笹藪状態な高原歩道へ。

前回は取り付きが急だったので今回はより西の緩やかな場所から取り付き尾根に乗りました。
尾根に上がると所々踏み跡が出てきます。
内ノ外山尾根の下は雲竜渓谷を抱える稲荷川ですので尾根上部まで乗面工事が入っており、
その時に付いたものでしょうか?
気はがついたように古いマーキングを目にもしますが
基本的にはそう言った類いのものはないものと考えて行動します。
下地が笹で滑りやすい尾根を地道に登っていくこと3時間。内ノ外山が近づいてきました。
が、
同時に重い雲も近づいてきており
気付くと雲の高さは内ノ外山にかかり始めました。

内ノ外山までは前回見ているのですが
第2の確信たる詰めのルンゼが見えない!Σ(´□`;)
これは、ちょっとリスキーだ。
ヒネリギ沢ルンゼは、斜度も優しくなく脆いと予想され
先の見通しが効かない中 突入するのはリスクが高すぎる。

そんなわけで今回は内ノ外山基部までの偵察と言うことにし撤退。

ルート状態がハッキリとしない場所で無理はいけません。
山は逃げないので天気の良いときにまた来ましょう。

そして、下りはじめて直ぐに雨が落ち始め 程なくして本降りとなり
濡れて滑る笹に気を付けながら来た道を戻りました。

高原歩道に合流する際、踏み跡が薄いので気を抜いていると通り過ぎてしまう可能性があります。
下山時には見晴台を目指した方がリスクは少ないでしょう。

奥日光はこの時期非常に混雑していますが霧降高原は穴場となっています。
人の多さに嫌気が指して来たら今度は霧降高原へ来てみてください。


今回のルートは基本的に読図ができることが好ましいです。
内ノ外山より先へ進む場合、それなりの装備が必要となります。
エスケープルートはありません。行くか退くかのみですので撤退判断は慎重に。

フォトギャラリー

枝尾根から赤薙山が見えた。いい天気だ

高原歩道バス停。降りる人は少ない。

橋が流されているので渡渉する。

笹藪の中尾根を目指す。

霧降高原歩道この場所から内ノ外山尾根を目指す。

腰くらいの高さ。もさもさして歩きづらいなぁ。

1364m峰。杭がありますよ。

行く先が見えるが表日光連山の山と同化してわかりづらい内ノ外山。

さらに進みピョコンと内ノ外山が飛び出してきた。

あれを登るのだが…ガスがどんどん近づいてくる。

核心部。正面を登る予定だったのだが…うん(~_~;)

この辺りから左上するように弱点がある。ここしかないと思う。

さぁ、帰ろう。

雨が降ってきたので雨具を着る。まだまだ暑いですね。雨具は

ガスが濃くなってきた。下山時の読図は慎重に。視界がないと間違えそうになる

尾根場は笹が下地にある。滑る。

橋はこのように流されています。

なので帰りも少し上流の堰の基部を渡る。まだ増水していないから可能。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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