台風一過 越後駒ヶ岳
- 投稿者
-
飯田 真仁
イオンモール土浦店
- 日程
- 2014年10月07日 (火)~2014年10月07日 (火)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇のち晴
- コースタイム
- 駒の湯登山口(140分)小倉山(40分)百草の池(60分)駒の小屋(20分)越後駒ヶ岳(15分)駒の小屋(30分)百草の池(30分)小倉山(90分)駒の湯登山口
- コース状況
- •台風にも負けず、紅葉は待っていてくれました。
•小倉尾根は粘土質の土、苔むした岩、濡れた岩、落ち葉、濡れた木の根など、滑りやすい物の全部乗せという感じでした。登りはともかく下りで非常に気を使いました。
•小倉山から越後駒ヶ岳までは木道、木の階段で整備されています。
•駒の小屋直下の岩場は傾斜もあり、注意が必要です。
•駒の小屋は管理人さんがいらっしゃいました。
素泊まり2,000円 ビール500円 バッジ500円
- 難易度
感想コメント
台風一過の越後駒ヶ岳、紅葉の様子を見に行って来ました。
メインルートは枝折峠からですが、へそ曲がりな私は駒の湯からのルートを選択。小倉山まで1,000mを登り上げる小倉尾根は、急登ですが緩急があり、思ったほどきつくありません。ただ滑る事おびただしいので慎重に歩きました。
天気はやはりというかガス。時折雨がぱらつきますが、樹林帯の中では気になりません。晴れるという予報を信じて黙々と歩きます。
稜線に出ると見事な紅葉がガスの中からちらほら見えます。道も良く整備され、歩きやすいです。百草の池まで辿り着くと前方から何やら歓声が。見ればガスが急速にとれ、紅葉の肌を惜しげもなくさらした越後駒ヶ岳が、まさにジャーン!という感じで姿を現したではありませんか!
歓声の主はなんと50回以上も登っているという地元の方々。「こんな風に劇的にガスが晴れるのは珍しいんだよ」とのこと。そんな貴重な瞬間に居合わせる事が出来たとはなんという幸運!もうこのまま帰ってもいいや、と思いましたがそうはいきません。きちんと山頂を踏まねばお山に失礼というものでしょう。
岩場をえんやこらと登れば駒の小屋。平日にも関わらず、小屋番さんがいらっしゃいました。素泊まりのみの小屋ですが一度泊まってみたい、そう思わせる雰囲気のいい小屋です。さて山頂まで最後の一登り。猿田彦大神のおわす越後駒ヶ岳山頂は残念ながらガスに覆われてしまいました。
さて下山です。駒の小屋でバッジを購入しすたこら下ります。
もうお昼でしたがまだ登ってくる方がおられました。さすが百名山!
滑りやすい小倉尾根を下り、吊り橋を渡れば登山口、しかしこの吊り橋、揺れるのは構いませんがやたらヌルヌル滑ります。ここでこけたら川の中へ真っ逆さま、と思うと非常に緊張しました。最後の核心部でした。
越後駒ヶ岳、いい山でした。中ノ岳、八海山を含む越後三山縦走、いつか挑戦してみようと思いました。
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