甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳(山梨県・長野県)三日目 仙丈ケ岳編

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投稿者
本社 岡田 丈二
日程
2014年10月14日 (火)~2014年10月16日 (木)
メンバー
岡山駅前店西村、名古屋駅前店鷲尾、グランフロント大阪店岡田、その他1名
天候
初日:くもり 二日目くもりのち雨一時雪 三日目:雨のち晴れ
コースタイム
長衛小屋テント場(120分)5合目大滝ノ頭(60分)小仙丈ケ岳2,855m(80)仙丈ケ岳3,032.6m(45)小仙丈ケ岳(35)5合目大滝ノ頭(70)長衛小屋テント場(15)北沢峠バス停

三日目歩行時間のみ合計:7時間5分
コース状況
5合目近くから登山道わきに昨夜降ったと思われる雪がうっすらあり。六合目森林限界付近(約2,600m)からは登山道を含め真っ白な積雪が続く。初雪は9月下旬に降ったが冠雪は今シーズンはじめてとのことです。用心のためアイゼンを持参していましたが使うには至らずでしたが、この時期必ず携行したいものです。
10月16日仙丈ケ岳頂上AM8時20分の気温:0.7℃、無風。
難易度
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感想コメント

三日目は遠方から参加のメンバーがいることもあり13時発のバスに乗車する予定。ということで逆算してさらに時間に余裕をもってあさ3時20分にスタートです。起きた時から雨で「とりあえず行ける所まで行って、無理なら引き返そう」、「今日の天気予報は晴れだ」と信じて歩きます。暗闇の中、作業用の枝道と登山道を見極めつつ登ると3合目、4合目と標示板を見つけヘッドランプで進みます。

5合目が近付くと登山道わきにうっすら雪が現れはじめました、前日降ったものでしょう。と5合目を過ぎてしばらくの所でW尾さん、昨日の疲れが出たか引き返すとのこと。周囲はだいぶ明るくなりヘッドランプも使わなくてもよくなったのでひとり引き返すことに。全員で行動するのが基本ですがここまで登山道は明瞭で迷うことはないと判断し、残る3名で頂上を目指します。

空は早く流れる雲とますます明るくなる様子で雨は止みました。六合目森林限界に出る頃には登山道を含め5~10CM冠雪しており(下山後バスの運転手さんが今シーズン初冠雪だとおっしゃっていました)まだ誰の足跡もない斜面を歩いて行きます。見上げると小仙丈ケ岳が朝日に照らされてきれいです、やった!来てヨカッタ、とシャッターを切るメンバーたち。小仙丈ケ岳から先の岩場は雪のスリップに注意しながら進み到着した仙丈ケ岳頂上は360度の大パノラマ!白峰三山、鳳凰三山、富士山、中央アルプス、穂高連峰、八ヶ岳等素晴らしい眺望に感動で、もちろん前日登った甲斐駒ケ岳も白く冠雪しています。風も無い頂上で20分ほど休憩し、ピストンで下山しました。

北沢峠~仙流荘間のバスは運転手さんが林道から見える山々や樹木について解説してくれて楽しいです。

フォトギャラリー

小仙丈沢カール

あさ3時20分出発です

5合目 うっすら雪があります。寒そうなW尾さん・・・

六合目から見上げた小仙丈ケ岳 晴れました

甲斐駒ケ岳も姿を現しました

小仙丈ケ岳に到着 北アルプスの山々をバックに

左奥に富士山、北岳、間ノ岳

気持ちの良い稜線歩行

穂高連峰もはっきり見えます、冠雪してますね

八合目、白と青がまぶしい

真上の月

小千丈の稜線と甲斐駒ケ岳、左は鋸岳

中央奥が仙丈ケ岳頂上

白と青

仙丈ケ岳頂上

仙丈ケ岳は立派な4つの尾根を持っています

頂上別カット

下山時の森で光の筋が射していました

下山しました。

テントを干して撤収完了。後ろに冠雪した小仙丈ケ岳です

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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