屋久島 縄文杉 白谷雲水峡

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投稿者
向山 富雄
日程
2014年11月12日 (水)~2014年11月12日 (水)
メンバー
単独
天候
雨 曇り 晴れ 強風
コースタイム
高塚小屋-10-縄文杉-90-大株歩道入口-120-太鼓岩-80-白谷雲水峡バス停
コース状況
前日の大雨で、縄文杉~大株歩道入口までは大変滑りやすいです。
難易度
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感想コメント

高塚小屋の屋根からきこえる雨音で眠り、翌朝は風の音で目を覚ましました。雨音は聞こえない、気温も下がっている。雲が飛んだかなと期待し、トイレに出ました。とびら重たい・・開けてみたら、強風、濃霧、霧雨で、視界ゼロでした。気持ちが下がり、早めに下山し、温泉でも入ろうと思い軽く食事を済ませ、縄文杉へ向かいました。登山道は、風とガスと雨で何も見えませんでした。ゆっくり慎重に歩いていると、日の入後少しずつ霧が晴れ雲が抜けてきました。しばらくすると、霧が晴れ縄文杉がドンと迎え入れてくれました。すごい!存在感に圧倒されました。
樹齢1000年以上の杉を屋久杉といいますが、この屋久杉は日本各地に見られる杉とまったく 同じ種類のものです。一般的な杉の寿命が500~800年程度なのになぜ屋久杉の寿命が数千年にも及ぶのでしょうか?
調べていくと大変面白いので是非調べてみてください。
ちなみにウイルソン株は豊臣秀吉の命により方広寺建立のため伐採されたみたいですね、伐採前の樹高推定は50メートルみたいです。
名のある大樹をめぐり大株歩道からトロッコ道を歩きます。しばらくトロッコになって下り、楠川分かれで、登山道に入ります。このころは天気は良く、太鼓岩からの紅葉を期待しました。太鼓岩からは、風で雲がはらわれ、視界良好!しかし洋上のアルプスは、雲で見られませんでした、しばらく待っていましたが、太忠岳の天柱石が見えるだけでした。眼下の紅葉は綺麗に見え最高でした。
紅葉がみれ満足になり、白谷雲水峡へ向かいました。白谷雲水峡は、さすがに観光客が多く、外国人観光客も多く見られました。「苔むす森」、木漏れ日が差込み、神秘的でした。
屋久島は、貴重な自然に魅せられた多くの登山者や観光客で賑わっています。自然破壊にもなりかねない状況ともいえますが、島民の皆様や、現地ガイドさんは、自然を守り、我々を暖かく迎え入れてくれます。我々登山者も、大切な自然を守るために島民の皆様に甘えるだけでなく、しっかりとマナーを守っていきたいと感じました。

フォトギャラリー

霧の中から縄文杉が表れました、とても幻想的です。

夫婦杉。

大王杉。

ウイルソン株。40代後半が一人で見てます。

安房森林鉄道。

この分岐がたまりません。

三代杉。

三代杉の解説です。

楠川別れから太鼓岩、白谷雲水峡へ向かいます。

辻の岩壁これも大きいです。

太鼓岩からです。太忠岳の天柱石が見えます。

苔むす森。神秘的です。

有名な場所ですが、台風で木が折れてしまったようです。

白谷小屋です。

屋久杉のことを少し勉強するとさらに森が面白くなります。

雨のほうが苔が生きいきしてるかもしれません。

白谷雲水峡。

バス停に到着しました。

とびうおの焼き魚定食美味しかった!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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