晴天、でも強風の入道ヶ岳910m(三重県)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年12月03日 (水)~
メンバー
天候
快晴
コースタイム
登山者用駐車場(5)椿大社(20)二本松尾根登山口(60)避難小屋(45)山頂(10)・・・お昼ポイント・・・(15)避難小屋(35)鉄塔下(10)椿大社奥の宮(10)椿大社
コース状況
急登もあり長いコース。下りは落ち葉で滑り易い。
難易度
Google Map
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zJ7fOba6_TnM.kq8bQG8YmYBg
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感想コメント

入道ヶ岳は高校2年生以来38年ぶりでした。今回登った椿神社からは登ったことがないので初めての山同然でした。

椿神社は交通安全の神様で、新車を買った人がお祓いに来ていました。椿神社からは登山コースが3つありますが、今回登った二本松尾根が登り易くてオススメです。また、コースにメリハリがあるので地図読みの練習にいいコースだと思いました。

山麓には伊勢茶が栽培されており(三重県は煎茶の生産額全国第三位だそうです!ちなみに一位は静岡県)美味しいお茶が楽しめます。
お茶畑には街灯ほでの高さに扇風機のようなものがあり、何?って聞いたら霜が降りるシーズンに上部の暖かい空気と撹拌するためという事で一つ勉強になりました。

さて、山ですが鈴鹿山脈の最南端に位置していて。お隣の鎌ヶ岳と全く違う山容で植生も別物です。この山はイヌツゲと馬酔木(アセビ)の山で山頂まで木が生えているのいい防風林となっています。

二本松尾根は時々急登もありますが、歩きやすいコースです。登山口からしばらく杉の植林帯を歩きます。右に直角に曲がると二本松尾根に出ます。尾根上は風が強くハードシェルを着用しました。しばらく行くと新しい避難小屋があります。休憩ポイントとしていいタイミングでした。

その上はアセビとイヌツゲの林を進みます。右手の崩壊地を過ぎるとすぐに山頂の鳥居が見えて見えてきます。ここからは木が無くなるので風が強くなります。特にこの日は台風並みの風が吹いていて体が飛ばされそうになりました。山頂は留まれないくらいの風でしたので休憩はなしで北尾根経由で下山しました。
 
北尾根は長く急な所も多く時間がかかりました。このルートも避難小屋や傾斜の緩い休憩ポイントが多くあります。途中でカップ麺の昼食を摂り椿大社へ下りました。

椿大社前には『拝啓、かあさん本舗』というお茶と草餅を販売しているところがあります。
ここでは、一杯160円でお茶が飲めますが、抜群に美味しく、あまりの美味しさにストックを忘れてくるくらいでした。草餅は5個入り600円です。

フォトギャラリー

大久保からの茶畑越の入道ヶ岳。右端の柱に付いているのが霜取の風車。サーモスたっど付だそうです

椿大社。元旦は鈴鹿ICから渋滞するそうです。

二本松尾根の登山口。

二本松尾根の避難小屋。きれいです。

アセビとイヌツゲの林を行くと山頂はもう近い。

山頂には椿大社の奥宮があります。

山頂からの鎌ヶ岳(真ん中のトンガリ)と御在所山(白い建物はロープウエイの駅)

いつも風が強いことをものがたるように木が右になびいて成長している。

左から、御在所山、釈迦ヶ岳、右のこんもりしたのは雲母峰

名古屋方面の眺め。

北尾根を少し下ったところ。ここは風邪も無く快適です。

北斜面は霜柱が出来ていました。

新品のDUGヒートと寒いのが予想できたのでガスカートリッジは真冬用を使用。ナルゲンボトルの中はクエン酸。

北尾根の避難小屋。雨避けくらいならという佇まい。

北尾根上の送電線の下。355m地検

登山者は専用の駐車場を利用します。

三段紅葉。

椿大社は標高200mほどなのでまだ紅葉に間に合いました

煎茶と草餅が美味しい『拝啓、かあさん本舗』

コップはコンビニのコーヒーみたいですが一杯ずつその場で淹れてくれます

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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