箕ノ裏ヶ岳~竜王岳 / 京都北山

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投稿者
上田 哲也
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日程
2015年01月03日 (土)~2015年01月03日 (土)
メンバー
北大路ビブレ店:上田
天候
晴れ/曇り
コースタイム
叡山電鉄・岩倉駅~60分~繁見峠~70分~箕ノ裏ヶ岳(432.7m)~60分~坂原峠~15分~静市~40分~薬王坂~30分~竜王岳(500m)~15分~薬王坂~15分~叡山電鉄・鞍馬駅
コース状況
箕ノ裏ヶ岳から坂原峠への登山道は、一部ロープを張った滑りやすい急斜面が続きますので、ご注意下さい。
薬王坂から鞍馬への下り道は雪が溶けてくると大変滑りやすくなります。
「熊出没注意」の標識あり。

水場:なし
WC:なし
難易度
Google Map
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感想コメント

京都北山にある箕ノ裏ヶ岳から竜王岳へ行ってみました。

正月寒波の影響で京都市内では数十年ぶりに20cmの積雪が2日連続あったものの、前夜から降り続いていた雪が明け方までに止んだので、雪が溶け出す前を狙って早朝に出発しました。
叡山電鉄・岩倉駅周辺で積雪が20cmほどあったので、最初からスパッツを装着。雪化粧した山住神社や歴史ゆかりの岩倉実相院を横目にしながら、車の轍で滑らないようズボズボと雪に登山靴を埋めて歩く。
住宅街の外れにある繁見坂から入山して繁見峠へ。普段は見所の無さそうな林道ですが、踏み跡が無い新雪があると綺麗な景色に様変わりします。繁見峠の分岐では右の林道を選択。古い地図には直進する道が載っており、西回りで山頂に向かうルートになっていました。

林道の終点近くで箕ノ裏ヶ岳への標識を発見。この先の登山道は狭いですが雪に埋もれていても明確に道が分かり、迷う心配は少なそうです。適度な勾配の登山道を登って行くと、途中の岩場から雪化粧した岩倉の町並みが見えました。
勾配がきつくなり軽く汗ばむぐらいになってきたものの、溶け始めた雪がドサーッと上から落ちてくるのでアウタージャケットは脱げません。勾配がゆるくなってきた所で箕ノ裏ヶ岳の山頂に到着。三角点あり、展望なし。気温0度。積雪30~40cm。

食事休憩している間に太陽が雲に隠れ気温が-2度まで下がり、頬と鼻が冷たくて仕方ないので即席の目出帽を作ってみました。
使用したのはウールの長袖シャツのみ。まず首を通す丸い部分から顔を出すようにして頭からシャツを被り、両袖を頭の後ろで結びます。次に襟首部分を鼻の位置までズリ上げて、目だけを出すようにすれば完成!急に目出帽が必要になった時にオススメの方法です!

坂原峠へ下り始めてすぐに、ロープを張った滑りやすそうな斜面に遭遇。ストックを2本使って慎重に下る。即席の目出帽はウール素材のシャツを使用したおかげで頭部と顔全体が非常に暖かくなり、余った袖の部分をマフラー代わりに首に巻きつけた事で防寒能力がさらに向上しました。
欠点はサングラスが曇りやすい事。とりあえず今回は急場しのぎでレンズの内側に唾液を塗って問題を克服。

鹿よけのネット沿いに下って行くと1時間で坂原峠に到着。北西に進んで静市の集落へ。途中の道脇にツララが大量に出来ていました。住宅街で京都一周トレイルの標識を発見。先行者の踏み跡を辿って薬王坂へ。思っていたより急な上り坂で、発汗を抑えるために立ち止まりながらゆっくり登りました。40分かかって薬王坂に到着。

竜王岳への分岐は薬王坂から少し鞍馬寄りの所にあります。適度な勾配の道を登って行くと赤い塗料で←の印が付けられた木がありましたが、山頂の方角ではなかったので無視して直進。少し進んだ所で竜王岳に到着。三角点なし、展望あり。積雪30cm。気温3度。山頂からは鞍馬寺が望めました。
帰路は再び薬王坂に戻り、鞍馬に下山しました。

フォトギャラリー

瓢箪崩山と岩倉の町を望む

青空!雲!雪!

数十年ぶりの大雪で埋もれた自転車!

権土池も凍っています!

ドサーーッ!!!

看板も雪まみれ!

繁見峠へ向かう

コーディネイト失敗例。信号機カラー揃ってます…(泣)

どっさり積もってます

向山

箕ノ裏ヶ岳の登山道

山頂手前の道

箕ノ裏ヶ岳

アザラシみたいですが…目出帽作成中。

目出帽完成!

鹿よけネット沿いに進めば坂原峠へ

大量のツララ

竜王岳

鞍馬山と貴船山

鞍馬寺

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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