日光 奥白根山 ~雪にもふもふ 春遠からじ~

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投稿者
大島 幸
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日程
2015年03月05日 (木)~2015年03月06日 (金)
メンバー
単独行
天候
晴れのような雪のような曖昧な空
コースタイム
湯元バス停(45分)ゲレンデトップ(225分)外山コル(100分)前白根(30分)五色沼小屋(40分)奥白根森林限界地点(90分)前白根(40分)外山コル(40分)ゲレンデトップ(25分)湯元バス停
コース状況
トレースはありだが壺足では意味がなかった。
表面から50cmあたりに氷の層があり。
避難小屋は入り口が雪に埋うもれているともある。
難易度
Google Map
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感想コメント

おや、二日休みの二日目に高気圧が抜けるね!
山に行かなくちゃ!(*´∀`)♪

と言うことで やって来ました奥日光湯元温泉。目指すは奥白根山。
湯元スキー場から白根沢右岸尾根に取り付く。
出だしから例年よりも雪が多い…

わかんのトレースが付いていましたが今回わかんは持ってきていない。
なぜならいつ来てもわかんを使った試しがなかったから。ダメね。そーゆー手抜きは。仕方ないので壺足でがんばることにしました。
脛から膝くらいの深さが延々と続き2000m越えると一部胸まで沈む。こんな状況では体力と時間ばかりくってしまい…外山コルには3時間以上の時間を使ってしまいました。
出遅れてスタートが遅かったのですでに15時。

あかん。後、2、3時間も歩けば小屋だけれど…陽が暮れても地の利がある場所なのでヘッデンで歩けるけれども…
この辺で泊まっても一緒。やめ、やめ。今日はゆっくりしよう。

雪を掘り下げツェルトを張り夜営準備。
雪山では無理はしない。臨機応変に対応!単独であれば尚更。安全第一で!です。

翌朝5時前に出発。
日の出まで一時間ほど。ペツル ミオが雪面を照らし出す。遥か彼方には赤沼や中禅寺の灯りが瞬く。
下界とは隔絶された感じがします。

雪は締まり沈み込みも少なくなり快適。1時時間ほどで前白根に到着。眼前に聳える奥白根山は厚くガスがかかる。
西からは絶え間なく雲が流れてくる。
ひとまず、小屋まで行って考えようとさらに足を進めます。

小屋の入り口にはいつもの倍くらいの雪が山になっていました。
おゃまぁ。こいつぁ、降雪あると入り口が埋もれるねぇ。
この日は1人泊まっていたようだ。
最近、この小屋の使い方がひどい。散らかり放題。
さらにはこの冬 中で焚き火をしている者までいるのです!
気持ちは解らなくもないが止めてほしい。
布団は使ったらかかけておいてください。カビます。床が腐ります。
ごみは持ち帰ってください!

晴れ間が見えたので奥白根に取り付き上を目指すも森林限界を抜ける辺りで西からどす黒い雲が流れてきた。
あ、ダメだわ。行って戻って来れるけど これは楽しくない。

よし、帰ろう。と踵を返す。
湯元へ向けて下山開始。幕営地にデポした荷物を回収しわずか4時間ほどで下山でした。

下山は早い。
また、今度!天気のよい日に遊びに行きますよ!

フォトギャラリー

月明かりで明るい夜だった。

湯元バス停。待合室がありますがトイレは隣の駐車場です。

ゲレンデトップ。雪崩の危険があるのでリフトは動いていませんでした。もちろん 怪しい地形は避けて登って行きます。

外山コル。青空が見えてきました。

冬道。夏は籔っぽくて歩けません。

外山。

夕暮れ

今夜の宿。掘り下げて風よけに

未明。ツェルトをつっていた枝に荷物をつないでデポ。

雲がかかって月上りでは歩けなくなっています。

夜が明けました。前白根と奥白根。

白錫尾根。うーん。ガスが重い

小屋への下り口。雪が多いがここは埋まらない。

入口が埋まる五色小屋。開かなくなる可能性も考えておかなきゃ

僅かに出る道標。ここから山頂まで直登する。

森林限界地点。小屋泊まりの先行者。丸沼に下ると行っていましたが…ガスが濃いから気を付けて!

戻って前白根から。どんよりどんより

どうにもすっきりしない日になりました。

ゲレンデトップまで戻ってきましたよ。前出の雪崩れの可能性はこの右の斜面でしょう。

後はここを降れば下山完了!!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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