奥秩父 金峰山・瑞牆山

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投稿者
梅原 操
日程
2011年08月10日 (水)~2011年08月11日 (木)
メンバー
千葉パルコ店 梅原
天候
10日:晴れ  11日:晴れ
コースタイム
1日目:瑞牆山荘⇒【40分】⇒富士見平小屋⇒【45分】⇒大日小屋⇒【70分】⇒砂払ノ頭⇒【40分】⇒金峰山⇒【35分】⇒砂払ノ頭⇒【55分】⇒大日小屋⇒【25分】⇒富士見平小屋

2日目:富士見平小屋⇒【90分】⇒瑞牆山⇒【70分】⇒不動滝⇒【60分】⇒瑞牆山自然公園⇒【85分(道を間違えた為のロスタイム)】⇒瑞牆山自然公園⇒【35分】⇒瑞牆山荘⇒【30分】⇒富士見平小屋⇒【35分】⇒瑞牆山荘
コース状況
瑞牆山荘から富士見平小屋までの道は踏み跡が多いので、テープを確認しながら歩きましょう。

金峰山:砂払ノ頭までは深い緑の中を歩きます。大日岩を過ぎると傾斜が増し、砂払ノ頭手前は少し急登になりますが、ここまでは特に危険な箇所はありません。砂払ノ頭から金峰山まではゴツゴツした尾根歩きになります。素晴らしい景色に目を奪われて、つまずかないように注意しましょう。

瑞牆山:歩き始めてすぐに沢まで下りますが、その後は急な登りが頂上まで続きます。頂上に近づくにつれて登山道上の岩も大きくなり、両手を使って登るような場所も出てきます。下りの不動滝までの道はかなり狭く、木の根・土・岩・倒木など濡れている場所が多くて非常に滑りやすいので歩きづらいです。不動滝を過ぎると登山道はとても歩きやすくなります。
難易度
Google Map

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感想コメント

今回は奥秩父の名峰、金峰山と瑞牆山を一泊二日で登ってきました。
登山のベースである富士見平小屋のテント場は、広い森の中に所々テントを張るスペースがあるという感じで平らな面が多く、ペグも刺さるのでテントは立てやすいです。
周囲は木に囲まれているので夜になると月の光もあまり届かず、かなり暗いです。私が泊った日は他にテントが1張りもなく、いろんな意味でドキドキするテント場でした。

2つの山は近くにあるけど、どちらも個性的でとても楽しかったです。
金峰山への登山道は前半緑の深いとても静かな道ですが、後半は景色の素晴らしい尾根道歩きになり、ガラっと印象が変わります。そして頂上からは全方向素晴らしい景色が見られます。急な登りはそれほど多くないので、のんびり山歩きがしたい人にお勧めです。

瑞牆山への登山道は沢の音を聞きながらゴツゴツした道をグングン登っていく感じです。頂上まではほとんど景色は見られませんが、頂上に着くと素晴らしい景色が見られます。多少急でも短時間で頂上を踏みたい方にはこちらがお勧めです。

今回瑞牆山からの帰路で瑞牆自然公園を過ぎ、みずがき林道から登山道に入って富士見平小屋へ戻るつもりでしたが、道を間違えてかなり予定外な時間を使いました。みずがき林道には「富士見平小屋」への標識が3回出てきますが、1回目の標識は昭文社の地図に出ていない道なのでこの道には入らないようにしてください。私はこの登山道に入ってテープを追って登った結果、たぶんカンマンボロン周辺の岩場に行き当たったようです。絶壁に突き当たってからテープがなくなったので、私が追っていたテープはクライミングの取り付き点までのマークだったようです。

今回は2日とも晴天に恵まれて夕立もなく、涼しくて快適に歩けました。
どちらの山も瑞牆山荘から日帰りで行かれる距離なので、まだ行ったことのない方はぜひチャレンジしてみてください!

フォトギャラリー

1日目、目指す金峰山のシンボル五丈岩

富士見平小屋。テント場は広いです

静かで緑が深い登山道

斜面全体に広がるコケが綺麗でした

巨大な大日岩

砂払ノ頭から見る金峰山(1番左のピーク)への尾根道

頂上着、360°の大展望です!

金峰山から見る瑞牆山

2日目、まだまだ遠い瑞牆山

瑞牆山までの道は岩が多く滑りやすいです

だんだん両手を使って登るようになります

頂上着、素晴らしい景色を満喫!

頂上からは大ヤスリ岩も見下ろせます

薄っすら富士山も見えました

瑞牆山から見る金峰山。ここからでも五丈岩はわかりますね

登山道上にある倒木はかなり滑りやすくて危険です

この上が渡河ポイント。見落とさないように

豪快な不動滝。真下まで近づけます

素晴らしい透明度。見ているだけで涼しい

瑞牆山荘。とてもオシャレな雰囲気

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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