栂池高原から白馬岳、蓮華温泉へ
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年09月10日 (木)~2015年09月11日 (金)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 初日
栂池高原駅→(パノラマウェイ)→ビジターセンター→(60分)→天狗原→(60分)→乗鞍岳→(30分)→白馬大池→(100分)→小蓮華山→(30分)→三国境→(35分)→白馬岳→(10分)→白馬山荘
2日目
白馬山荘→(90分)→小蓮華山→(80分)→白馬大池→(60分)→天狗の庭→(65分)→蓮華温泉野天風呂→(5分)→白馬岳蓮華温泉ロッジ
- コース状況
- 全体的に歩きやすく危険箇所はありません。栂池高原から白馬大池までは大きな岩がごろごろで、滑らないように注意。
- 難易度
感想コメント
前日が台風で当日も雨予報。当初の予定は変更になりましたが、どうにか行って来ることが出来ました。私は夜行バスで栂池高原へ、友人Eは車で。平日のパノラマウエイの始発は8時です。早速空は元気一杯にガスってビジターセンター辺りは真っ白。こりゃもしかしたら白馬大池までしか行けないかもしれないなあと不安でした。レインウェアも着たり脱いだり、あー忙しい。途中下って来る希少なおじさん達に会い、話を聞くと昨日は台風だったから小屋にもう一泊したそうです。
とにかく初日はガスガス。景色は何にも見えず、白馬大池もなんだこれ?という感じ。三国境まで来てようやく一瞬パーッとガスが切れて、これから登る白馬岳と、分岐の右手に広がる雪倉岳への稜線が見え、感動的でした。良い兆し、ゴールはあと少し!と意気揚々としていたら、白馬岳山頂目前で私たちのものすごい近くで雷が鳴りました。こんな稜線で雷に遭うなんて、ホントに恐怖以外の何者でもないです。あまりの怖さに猛ラストスパートをかけて山頂を横目でスルーして白馬山荘へ駆け込みました。友人Eは私のラストスパートに完全に付いて来れていませんでした。小屋に着いたらもう安心!天気が悪かったのでお客さんも少なく、部屋は個室を貸し切り。乾燥室がとてもありがたかったです。スカイプラザでケーキセット。あー幸せ。17時半から夜ごはんももりもり食べて、爆睡です。
翌朝5時半に朝食。天気は昨日から相変わらずなので、のんびり7時前に出発。むしろものすごい強風。先を歩いていたおじさんのザックカバーがお空に吹っ飛んで行きました。風が強過ぎて稜線も身体がフラフラ持って行かれました。しかしその後天気は次第に回復し、白馬大池が丸見えに!こんなだったんだと友人Eは驚き感動していました。るんるん歩いていると、雷鳥がハイマツから両足揃えて飛び出して来て、危うく衝突するところでした。
白馬大池まで来ると、前日の雷の影響で栂池高原のゴンドラが動いていないとの情報が。仕方がないので当初の予定でもあった蓮華温泉に下ろうということになりました。蓮華温泉へ下る道は、雪倉岳へ向かう稜線を左に見ながらのトラバースでとても気持ちが良かったです。ひたすら下って蓮華温泉に到着。噂の野天風呂へ。先客の男性たちがいましたが、一番高いところにある薬師湯が空いたので入ることが出来ました。お湯は熱過ぎず長く入って居られるくらいの温度。絶景を拝みながらの開放的な温泉は最高!しかし蛇2匹に遭遇し、寿命が5年ほど縮みました。
季節運転のバスで蓮華温泉から平岩駅まで行きました。なんともタイニーな平岩駅についた途端、猿の親子が暴れ騒いでいてぎょっとしました。歩いてすぐの姫川温泉の日帰り入浴施設へ。まだ新しいみたいです。すごくおすすめ!そこで激熱の温泉に入って、帰り際におばさんに温泉卵を頂きました。大糸線で白馬大池駅までの電車の中でもぐもぐ。白馬大池駅からバスで栂池高原へ。素晴らしい乗り継ぎ具合で、どうにか車の停めてある栂池高原に戻って来ました。そこから一緒に富山へ帰りました。楽しかったですー。
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