那須岳 三本槍・朝日・茶臼岳~那須で麻婆茄子!~
- 投稿者
-
笠松 文太郎
福井北四ツ居店
- 日程
- 2015年09月16日 (水)~2015年09月16日 (水)
- メンバー
- 千葉パルコ店 笠松
アルバイト 中畔
友人1名
- 天候
- 曇り時々晴れ
- コースタイム
- 8:10駒止の滝観瀑台駐車場(中の大倉尾根128分)北温泉分岐(20分)三本槍岳(20分)北温泉分岐(35分)朝日岳(25分)峰の茶屋跡避難小屋(17分)茶臼岳お釜口(14分)茶臼岳(10分)お釜口(15分)峰の茶屋跡避難小屋(30分)ロープウェー山麓駅前(35分)駒止の滝観瀑台16:15
※()内の歩行時間は休憩含まず。
- コース状況
- 中の大倉尾根は急登。道は広く、歩きやすい。
1700m程から笹原で見晴よい。小岩が崩れないよう、鉄網で補強されているが少々歩きづらい。
北温泉分岐からは、樹木が低く、見晴らし良い。
朝日岳~峰の茶屋跡避難小屋までは岩側を通っていきます。鎖あり。道幅はありますが、よそ見しないように。
峰の茶屋跡避難小屋から山麓駅前まではとてもとても歩きやすい。
- 難易度
感想コメント
私は麻婆茄子が大好物です。
茄子といえば那須。
風が強いと評判の那須岳。
お客さんからは山頂は広いけど風が強いから、あまり休憩できない。覚悟しとけ。
と言われていたので(*゚ー゚*)ビクビクしていたんですが、行ってみたら「あらまぁ、風が弱い。」
無風ではないですが、とても過ごしやすく気温も寒すぎず、行動中は半袖で行けました。
那須岳は初めてでしたが、景色・道がとても良く、いいです(゚д゚)
登りはじめは駒止の滝・北温泉から。
四角いテニスコートより少し狭いくらいの露天風呂が見えます。
少し硫黄くさい。
いい。とても感じがいい( '-' )( ,_, )
テルマエ・ロマエの実写映画にもこんな風呂あったような。
入りたいのは山々ですが、登山の前に入ってもねぇ。温泉はあとの楽しみです。
中の大倉尾根はなかなか急登。
1700mくらいからでしょうか。高い樹木が減り、笹原に。
開けてきます。曇りだけれども(。-人-。)
道は広く歩きやすい。
体力無尽蔵友人が引っ張ってくれたので、わりと早く北温泉分岐に到達。
那須岳主脈尾根に。
この分岐の少し前からとっても展望がよく、気持ちいいです!
朝日岳までの道筋が見えて、岩々しくない、山の上って感じのしない爽やかな感じです。
北関東から北はどうにも雰囲気が変わってきますね。
那須岳最高峰、三本槍まではすぐ。
名前のわりに山頂は丸く広い。
ここでご飯を食べている方も多かったです。
名前の由来は「山頂の領地がはっきりせず、那須藩・会津藩・黒羽藩の3藩が領地確認の為、定期的に集まって槍を立てた。」ってなことらしい。
戦って結果毎回あいこなのか、話し合いの上「今回もまたみんなの領地ってことでよろしいでござろう。」
なのか気になりますね。
朝日岳らへんから、岩がゴロゴロしてきます。
朝日岳は那須岳の中で一番、鋭峻。
寒くてガスってたので早々に撤退。
朝日岳から峰の茶屋跡避難小屋までは岩頂のそばを通っていきます。
鎖場ですが、鎖がないと厳しい。な道ではなく、補助的です。
道幅は最低限あります。注意していきましょう。
峰の茶屋跡避難小屋はご立派な佇まい。
一応活火山のですから、万一に備え危険回避できるようにですかね。
小屋の中には非常用のヘルメットもあります。
ここでお昼ご飯。ちょうど12時過ぎだったのでナイスタイミング。
私は麻婆茄子が大好物です。
ってことで、那須岳にちなんで麻婆茄子を作ります。
お米も炊きます。
アフファ米と食べ比べをしました。
勝者、炊いた米。゚(゚´Д`゚)゚。
最近思い直したんですよね。炊いた米はうまい!って。
米の香り、湿り、粘り、甘み。うまっ!。(p´Д`q)。
麻婆茄子とごはん!うますぎ。る!
サラダにトマト、デザートにグレープフルーツ。
大した料理はしてないですが今回はなんだかカラフル。
と、ご飯をたらふく食べたら、なんだかんだの主峰茶臼岳へ。
三本槍と朝日は噴火活動を終えたらしいですが、茶臼は現在進行形。イラプティング!(合ってる?)
ですが、噴火警戒レベルは今のところ低く蒸気と火山ガスを噴出しているのみ。
この日は非常に穏やかで蒸気・ガスの噴出はあまり見えず・硫黄の臭いも少しするかな。というレベルでした。
避難小屋から茶臼岳までは30分弱で行けて近いです。ちょうど山頂、標識のあるところから火口を見下ろせます。
極度に陥没した感じではなく、赤っぽい土・石が盆状に窪んでるという具合でしょうか。
お昼くらいから天気よく、少し陽が射したり、太陽にかかる雲もうすーくなったりしてました。
そして、気が付くと東側にひろい綺麗な雲海が広がっており、朝日岳が雲海からニョキッと突き出ており、とかくかっこいい!
雲海が乳白色の温泉にも見えて、朝日岳が温泉につかっているかのよう。
ここからしばらく見えなくなるまで、朝日岳のイケメンさを称賛しながら下山しました(・:゚д゚:・)
峰の茶屋跡避難小屋から山麓駅前・大丸温泉までの道はひじょーーーに歩きやすい。
こんなに歩きやすいのは久しぶりです。
那須岳は激しい岩場はないですが、初心者から中級者まで十分に楽しめる山だと思います。
コースを短くしたり長くとったり融通がききますね。
次はもう少し長めにコースを作ろうかな。
【服装・ギア】
※主な物だけ記載、参考までに。
半袖・ズボン・レインウェア・リュックには防寒着・登山靴(サレワ・ラペス)
30ℓザック・ハイドレーション・水筒・食糧・携行食・ヘッドランプ・熊鈴
バーナー・ガス缶2つ・コッヘル・フライパン・まな板・包丁・おたま・食材
帽子・手ぬぐい・サングラス
【おすすめ人】
岩場少しあり。今回のコースは少々体力のある方向き。体力に自信のない方は、コースを減らしてください。
【アクセス】
スタートゴール地点:駒止の滝観瀑台
那須インターから18km車で33分くらい
【温泉その他】
鹿の湯(硫黄温泉、熱さの違う風呂がいくつかあります。洗い場なし。シャンプー禁止)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。