朝日岳~谷川岳 秋の馬蹄形縦走

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年10月02日 (金)~2015年10月03日 (土)
メンバー
天候
1日目:暴風雨 2日目:晴れ
コースタイム
1日目:土合橋→210分→白毛門→55分→▲笠ヶ岳(1945M)→75分→▲朝日岳(1945M)→清水峠
2日目:清水峠→60分→▲七ツ小屋山(1674M)→50分→蓬峠→55分→▲武能岳(1759M)→130分→▲茂倉岳(1977M)→20分→▲一ノ倉岳(1974M)→60分→▲オキノ耳(1977M)→10分→▲トマノ耳(1963M)→55分→ラクダのコル→110分→西黒尾根登山口
コース状況
■土合橋から白毛門への斜面と、西黒尾根は、土が剥き出していて濡れていると非常に滑りやすいです。
■1日目は、台風からの回復が遅く、稜線上は暴風・雨・濃霧でした。ベースレイヤーにフリース、アウターシェルと、グローブを装備していても、止まっていると寒いくらいです。
■ジャンクションピーク付近の木道は濡れていると非常に滑ります。
■清水峠では天候回復 旧国道の、土合方面へ5分ほど行った水場はしっかり水が出ていましたが、7ツ小屋山への稜線上の水場は確認できませんでした。
■清水峠~茂倉岳への道は笹が多く、前日の雨の雫で、レインパンツを履いていても足元がズプ濡れになりました。(トレランの方がみなさんピークで靴と足を乾かしていました)
■蓬ヒュッテは今年の8月に改築されていました。携帯トイレ専用トイレがあります。
■肩の小屋の分岐から、ラクダのコルまでの稜線は、一部鎖あり、通過による落石もあるので、注意です。
■ラクダのコブから先の鎖場は、比較的新しいものに整備されていますが、一部ナイロン製のロープあり、補助で使う際にも、十分な注意が必要です。
難易度
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感想コメント

やっと、憧れてた馬蹄形が最後まで繋がりました。
前回は、10月の終わりに挑戦しましたが、雪があり、蓬峠から土合へエスケープし、途中までになっました。今回は雪の付く前に計画。秋晴れの、馬蹄形!と思っていましたが、初日は台風の影響が予想よりひどく、ほぼ、暴風雨の中の縦走に。
ガスガスで何も見えない登山道をカッパを着てよじ登りました。
15時過ぎにから、徐々に天候が回復し、清水峠に着く頃にはやっとお日様が顔を出してくれました。
日の入りまでの束の間に、濡れたカッパを干して、水場へ。
旧国道を土合方面へ3分程歩くと小さな沢があります。翌日の水も、たっぷりここで補給しました。
夜は風も無く、星空。
翌朝、5時にテントをたたんで、出発。
朝霧が立ち込めていて、まさかのガスガス縦走かと心配しましたが、蓬峠につく頃には、気持ちの良い青空が広がってきました。
快晴の土曜日ということもあり、茂倉岳〜谷川岳にかけて、徐々に人が増えてきました。
オキと、トマの両耳とも、山頂は、写真撮りの順番待ちの大賑わい。
馬蹄形縦走の方も何組かいたので、水場や峠の情報交換をして、通過します。
そういえば、トレイルランニングの方もたくさんいらっしゃいました。みなさん、軽快に駆け抜けていきます。1日で、周るなんてすごいなあ。
ピークですれ違った方も、あっと言う間に姿が見えなくなってしまいます。
大渋滞の肩の小屋を避け、西黒尾根をゆっくり下山します。
濡れて苔がついた石がかなり手強かったですが、こんな道でも、トレランの方にとっては、序の口なのか、軽快なリズムで駆け下りていかれます。
鉄塔をくぐるり、最後の樹林帯の下りを頑張ると、ようやく西黒尾根の登山口に到着しました。
出発から、約11時間。今回もよく歩きました。
初日はどうなることかと思いましたが、台風一過の、秋晴れの中を歩けて大満足の山旅になりました。

フォトギャラリー

やっと歩けた~

雨スタート 白毛門への登り

ほんのりと紅葉始まっています。

白毛門 じっとしてると寒いです。

行く先行く先にガスが…

清水峠が見えた〜!

久しぶりの青空

清水峠の水場から

翌朝

朝露が、キラキラして綺麗でした

やっと全容が見えました。

気持ちのよい天気だなぁ。

今年見たリンドウの中で、1番綺麗な花

クライマックスの谷川岳へ

絶壁

西黒尾根をゆっくりと下りました

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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