秋晴れの穂高連峰 2日目滝谷ドーム中央稜 3日目涸沢からパノラマルートで

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年10月06日 (火)~2015年10月07日 (水)
メンバー
天候
晴れ時々くもり、雪
コースタイム
穂高岳山荘(100分)滝谷ドーム鎖場直下のデポ地点()懸垂下降点(2分)
北穂(120分)涸沢
涸沢(60分)屏風のコル(120分)徳沢(40分)明神(35分)上高地
コース状況
秋晴れが続き岩が乾いていて、快適なクライミングが出来ました。
難易度
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感想コメント

昨日に続き、今回楽しみにしていた滝谷ドーム中央稜でのクライミング。
滝谷ドームは北穂南峰の南に位置する岩峰のもっとも多く登られていて、鳥も通わぬ滝谷と言われていますが、比較的登りやすいルートです。

滝谷ドームを巻いた鎖の直下から右下に下りていくとT1の下降ポイントにつきます。よく登られているルートだけあって下降支点はしっかりしています。懸垂下降はきっちり25mなのでロープ1本で降りられます。降りた後は左上すると中央稜の取りつきに来られます。

1ピッチ目はフェースからチムニーに入っていきますが、上部に行くにつれ狭くなるため、ザックをハーネスで吊り下げながらバック・アンド・フットで登るもザックが引っ掛かり一苦労しました。
2ピッチ目は快適なフェースで快適で楽しく登れました。
2ピッチ目終わるとあられが降ってきて次第に雪に変わったので、3ピッチ目からT1までトラバースで戻りました。
デポを回収して、紅葉の涸沢で1泊をしてパノラマルートから徳沢を経て、上高地に下山しました。

最終日に前穂北尾根の予定でしたが、初日から体調が良くなかったせいか、高度障害を引きづり万全でなかったので、断念しました。

フォトギャラリー

滝谷ドーム中央稜1ピッチ目

穂高岳山荘からのご来光

不要なものをデポして、小休止

T1の懸垂下降支点。メジャーな場所だけとあってしっかりしています。

懸垂下降はジャスト25mです

滝谷は冷え込んでいるので、しっかり防寒具をつけて、クライミングの準備。

1ピッチ目の上部チムニー

2ピッチ目高度感がありますが、滝谷の美しさに魅了される楽しいピッチでした

稜線に戻ると、前穂が真っ白に

3日目も朝から晴れて、見事なモルゲンロートです

パノラマルートを少し上がると槍ヶ岳も見えます

屏風のこるにて

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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