奈良県台高山脈・シオカラ谷
- 投稿者
- 伊藤 博人
- 日程
- 2016年06月14日 (火)~
- メンバー
- ならファミリー近鉄百貨店奈良店 増田
京都店 伊藤
- 天候
- 曇のち晴
- コースタイム
- 大台ヶ原駐車場→(20分)→シオカラ谷吊橋→(90分)→入渓点→(150分)→高倉滝→(150分)→シオカラ谷吊橋→(30分)→大台ヶ原駐車場
- コース状況
- ダンプのような大岩が積み重なる沢
弱点や巻きのルートを見極める力が必要
滝見尾根は急激な下り。荒れ放題ですが昔々の
登山道の残骸がありました。シオカラ谷の遡行は
大岩がゴロゴロ転がり、思うように前に進みません。
大岩は激しい流水に磨かれつるつるで手は意外と掴める
所があるのですが、足が定まらず腕力と全身フリクショ
ンで無理やり上がる場面が多々ありました。
3段18m、高倉滝、東ノ滝を巻きました。
巻き道の入り口ははっきりしなかった(見つ
けられなかった?)のですが、地形を見て登れ
そうなところを登り始めると上部に踏み跡が
あり、たどるとうまく巻けます。
ラストのナメは疲れを吹き飛ばす天国。
- 難易度
感想コメント
沢グレード2級上とあり、少し構えて挑みました。
滝見尾根の足元が悪い急激な下り、いきなりダンプの
ような大岩が重なり合う沢。あまりの激しさに先が恐
ろしい、と思いました。大岩や大台ヶ原の岸壁の大き
さはダイナミックで人気がある沢なのが納得できます。
沢中でも右を行くか左を行くかの選択でずいぶん難易度
が変わるように思います。
3か所の滝を巻きました。巻き道の入り口を見つけられず、
とにかく地形の弱点を見つけ斜面を登りました。上がると
斜面を横切るようにある踏み跡を見つけることができ、
踏み跡をたどるといい場所で沢に戻ることができました。
全身運動を楽しんだ後のラストのナメ、これは天国にたど
り着いたような気分です。それまでの疲れがすべて飛びました。
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