奥秩父入門に最適! 中津川支流大若沢

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年07月05日 (火)~2016年07月05日 (火)
メンバー
天候
晴れ時々曇り
コースタイム
学習の森 大若沢休憩所(10分)勘兵衛ノ滝(25分)金山沢出合(30分)水穴ノ滝(25分)長滑沢出合(50分)学習の森 大若沢休憩所
コース状況
全体的に水量が多かったです。
ルート取りによってはかなり水に浸かります。

難しい滝には明瞭な巻き道があります。
沢と並行して登山道が整備されているので、エスケープも容易に出来ます。

登山道は急な斜面をトラバースしている場所が多く、転落には注意。
橋が崩れかけているなど、荒れている場所も多いです。
学習の森の遊歩道としてしっかりと整備されているのは勘兵衛ノ滝辺りまでです。

入渓点の大若沢休憩所には駐車場、トイレ、東屋があります。
難易度
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感想コメント

大若沢は林道ライダーでは有名な中津川林道(埼玉側)にある沢です。
難易度も初級クラスの沢という事で、林道ツーリングがてら行ってみることにしました。

前日の夜に学習の森・大若沢休憩所まで前進。休憩所には駐車場とトイレ・東屋があります。この日はここでパーキングビバークしました。

ちなみに中津川林道は夜間通行止めですが、通行止めになるのは埼玉側からだと王冠キャンプ場の先からです。学習の森はキャンプ場よりも手前にあります。

沢自体は初級者向けという事で、難しい滝には明瞭な巻き道がありました。水量は奥秩父の沢らしく、水量が多かったです。水量が多いので、滝にも豪快さが感じられました。

核心部のトイ状12m滝は巻かずに突破可能でしたが、水流をトラバースするので、全身が水に浸かります。魚止ノ滝2段8mもガイドブックでは巻きになりますが、左から登攀可能でした。

遡行時間も短く、下山を含めても3時間ほどで戻って来れます。下山は並行する登山道が使用できます。ただし危険個所もあるので注意してください。

大若沢は奥秩父の雰囲気を手軽に楽しめる、入門向けの良渓でした。

フォトギャラリー

奥秩父らしさが手軽に味わえる沢でした。

学習の森・大若沢休憩所からスタート。駐車場・トイレ有。

沢沿いの登山道を歩きます。

ここから入渓。並行の登山道が遊歩道チックなのはここまで。

勘兵衛の滝は左から登れます。

続く4m滝は難しそうでした。左から登山道に出て巻きます。

深い釜のあるこの滝は左から巻きます。

不動滝は左から。残置スリング有。滑りやすいので注意。

金山沢出合。右が本流です。ゴルジュ入口の滝は右から登ります。

12mトイ状滝は右から取り付いて、水流をトラバースして左に抜けます。ずぶ濡れ覚悟で。巻きは金山沢出合から左に巻きます。

ここは突っ張りで登りました。

長淵がきれいな場所。左から回避。

小屋跡は広い台地状になっています。

支流の水穴ノ滝です。看板有。

ナメも時々出て来ます。

魚留め滝は左から登れました。取り付きに泳ぐ必要はありません。巻きは右から。

直滝8mは左から簡単に巻けます。

長滑沢出合で今回は終了。奥の二俣まで足を延ばす人もいるみたいです。

登山道は危険個所がありました。

無事に下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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