夏山満喫 クラシックルート 奥穂高岳南稜

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年08月19日 (金)~2016年08月19日 (金)
メンバー
天候
くもりのち晴れ
コースタイム
上高地(120分)岳沢(30分)南稜の取りつき(250分)南稜の頭(10分)奥穂高岳(20分)穂高岳山荘
コース状況
年だと残雪の残り次第で取りつきに苦労しますが、岳沢小屋から雪渓歩きは全くありませんでした。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

奥穂高岳南陵はウェルター・ウェストンと上條嘉門次が 1912年8月に初登したクラシックルートとして有名なルートです。奥穂高南稜は山頂からダイレクトではないですが、直下の南稜ノ頭(標高3140m)から岳沢まで急激に落ち込む稜としての存在感は抜群です。
ルートの中間あたりにあるトリコニーと呼ばれる3つの岩峰の直下ぐらいまでは、猛烈な薮漕ぎがあります。かくいう私はそこでかなりの体力と、時間がかかってしまいました。
オススメの時期としては、上高地線の開通した直後の4月下旬の残雪期が良いと思います。

フォトギャラリー

トリコニー1峰のチムニー

条例の制定でしっかり登山届を出しています。インターネットのコンパスで事前に出すと便利です。

岳沢登山口

岳沢名物風穴で冷たい風が癒してくれます。

岳沢小屋。ハイキングで来られる方も多いです。

岳沢とテントサイトの間の沢を詰めていきます。

ガスっていて全景が分からず、早々に薮漕ぎがスタート

相変わらず薮がすごくて中々すすめません。

本来のルートに復帰して束の間の快適な登りがありました。

下部岸壁の左手に見ながら巻いていきます。このあたりからハイマツの薮漕ぎが…。

ようやく楽しい岩登りが楽しめます。よく見ると古いピトンが打ってあります。

雷鳥発見

雷鳥のそばにオコジョもいました。素早くじっとしてくれないので、精一杯の一枚です。

登ってきた静かな南稜の快適な岩稜歩きは楽しいです。

南稜の頭の道標が見えてきました。ようやく一般道で安心できます。

奥穂の山頂。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部