西穂高山頂手前まででタイムアップ
- 投稿者
-
中村 慧至
福井北四ツ居店
- 日程
- 2016年12月27日 (火)~2016年12月28日 (水)
- メンバー
- 川崎ダイス店のお2人
- 天候
- 晴
- コースタイム
- ロープウェイ西穂高-1:00-西穂山荘-0:30-丸山-1:00-西穂独標-0:45-ピラミッドピーク-0:45-西穂高岳二つ前の小ピーク
- コース状況
- 雪がしまっており、歩きやすかった。
午後になって日が強く差すと雪が少々グズついて難易度が増す。
独標までの人も、下りまで慎重に緊張感をもって挑みましょう。
- 難易度
-
感想コメント
年間営業の西穂山荘を拠点に、西穂高岳へのアタックに挑戦してきました。
結果は、ピークを目の前にしてタイムアップの敗退。
苦い思いをしつつでしたが、自分にとってかなりの挑戦になる山行でしたので、そこまで行けただけでも大躍進。
独標からすぐの下りは、多少クライミングとアイスをかじっていたおかげか、想像していたよりは手こずらず行けました。雪質や天候、風の弱さにも助けられてのことですが。
クライムダウンと斜面のトラバースの連続でかなり参りながら歩いていると、僕たちより後に小屋から来た方々がさくさくと先に行きます。
ピラミッドピークまではなんやかんやハイテンションで登っていましたが、その先の長めの斜面トラバースで一気に堪えました。一番滑落の恐怖が頭をよぎったのはここでしょう。
そこからしばらく歩いて時計を見ると、帰りのバスの時間から逆算してタイムアップ。そのタイミングで見上げた西穂高岳は、それはそれはデカくそびえて見えました。
直登しないといけない雪壁は、登って気が抜けたら最後、クライムダウンするのに随分摩耗してしまいそうな姿をしており、見ただけでお腹いっぱいになりそうでした。
帰りもとにかく気が抜けてしまわないように一歩一歩慎重に歩き、山小屋に戻ったころにはもうへとへと。
ラーメンとコーラで生きている実感が体いっぱいに染みわたり、最後に独標が見せてくれた絶景を土産に岐路に着きました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。