東海　花の山 （86）新緑の癒し空間・神崎川上流部に山芍薬を見る

鈴鹿の上高地は神崎川源流部、タケ谷出合から神崎川上流方向に広がる右岸台地ですぐ横には神崎川の清流、台地上にも小さな水流がある別天地で新緑・紅葉がきれいな森で、上部には鈴鹿の明神池なんて呼ばれる湿原帯もあります。
以前、紅葉時に登ったことがありますので今度は新緑を味わいに行きました。
そしていつも朝明渓谷発で5月初旬ということで、追加で国見岳にも登ってきました。
国見岳(くにみだけ・1170m)は御在所岳に隣接し、白い砂礫の上に大きな露岩がある山頂は御在所岳によく似ていますが、観光地化されていないので静か山です。一帯は、この時期、鈴鹿一のアカヤシオなどの群落地で花つきが良い時は尾根がピンクに染まります。
出発が遅め、またGW中日ということですが、朝明渓谷の駐車場も結構、埋まっています。
歩きなれた千種街道は新緑がきれいで、40分程度で上り詰めて行き、根の平峠へ。
根の平峠より青岳は巨岩が所々あり、やや急でざれた登山道が続く。上部ではアカヤシオの森が広がるはずですが、すでに散った樹木もあるものの、探さないと見つからなく、今年は全般的に花付きが少ない。きのこ岩方面にようやくアカヤシオが満開の樹木が5本程度と寂しく、ピンクに染まる稜線が全く見られなかったです。その代わりにタテヤマリンドウは稜線沿いのあちらこちらで見られました。
国見岳直下で石門と桃岩を見学してから、根の平峠方面に戻ります。青岳を過ぎ、下りにかかり始めたとこにある尖った大岩から水晶谷右岸尾根を下る。正式な登山道ではありませんが、マーキングがあり、踏跡もあります。P995から先は派生する尾根が多く、どこでも降りれそうな感じだが、地図に合わせて、右寄りに進路を取ります。下部は尾根が広くなり、新緑が青々して気持ちが良く、鑑賞しながら下ると千種街道にでました。
一旦、上水晶谷出合まで遡った後に登山道で神崎川まで下ります。
ここから神崎川の右岸と左岸を散策します。右岸が「鈴鹿の上高地」で広い台地が広がり、左岸は右岸よりは狭いが同じように癒しの空間が広がります。しばらく界隈をウロウロしながら山芍薬を探して歩きました。日当たりのよいところは見頃が過ぎたようですが、まだまだ蕾も多く、これから？。
新緑と神崎川の静かな癒し空間でリフレッシュできたので、根の平峠へ戻り、周囲完成です。鈴鹿の上高地でテントを張って、ゆっくりしたいところです。

本日の服装（春の低山）
インナーは（アイスブレーカー）半袖Tシャツ
ボトムスは（ミロ）3シーズンパンツ

②ギア
登山靴は（サレワ）「マウンテントレーナーGTX」、ザックは（カンプ）30㍑、