冬五頭探訪　

　五頭山の魅力をもっと身近に楽しもう！ということで、お手軽なのにちょっぴり冒険を味わえるコースを歩いてきました。

　午前中はやまびこ通り散策。五頭登山によく使われる村杉登山口の少し手前を左側へ折れると、出湯登山口まで約5kmの舗装道が延びており、新潟を代表する歌人や著名人の歌碑が立ち並んでいます。端から端まで歩く予定でしたが、車が脱輪してしまい救出するのに時間がかかってしまったので、せめて田中角栄の歌碑の所まで歩かせてもらいました。雪道運転は本当に注意しなければなりませんね。それにしても五頭の麓にこんな面白い場所があったとは知りませんでした。

　午後は腹ごしらえをしてから秋取山登山。薬草園を抜けると秋取山へ向かうトレッキングコースが延びています。トレースが無いのでスノーシューをしっかり装着、途中急な登りもあり雪が降っているにも拘らずかなり汗をかきました。登りが終わると緩やかなトラバースが続きますが、雪で埋もれ傾斜がきつい場所もありのほほんというわけにはいきません。同じような谷筋がいくつかあり迷い易い箇所もありました。裏山だからと言ってなめてかかると痛い目に遭いそうです。雪が無い時期は1時間ほどですが結局倍以上かかってしまいました。こんなに里が近いのに奥が深い！

　何度も通っている五頭山ですが知られざる魅力がたくさんでした。まだ通っていないルートもあるし、まだ食べたことのない気になるグルメや温泉…。遊びつくすには時間がかかりそうです。