西丹沢 小川谷廊下 ~美渓再訪。癒しの沢を行く。~

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
大島
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2017年06月03日 (土)~
メンバー
友人知人5人
天候
晴れ
コースタイム
玄倉駐車場(60分)入渓点(10分)CS4m滝(20分)ワナバ沢出合(30分)大岩(45分)石棚滝(65分)壊れた堰(15分)脱渓点(100分)玄倉駐車場

入渓から脱渓間で休憩込み遡行時間 4時間
パーティ人数、クライミング力によって大きく時間は変わる
コース状況
玄倉バス停の先でゲートあり。玄倉バス停のそばの駐車場より歩く必要あり

丹沢の谷200の遡行図を基本として問題なし
F2 CS滝は今年も足場となる倒木なし。ハーケンやアブミを備えにあるとよい
何ヵ所か斜面の崩落がありだが遡行には問題なし
全体的に浅くなった印象がある。

下山の道はザレ場などあるが例年通り。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

今年も西丹沢の美渓 小川谷廊下へと行ってきました!

玄倉バス停そばのハイカー向け無料駐車場に車を停め入渓点まで歩きます。
今年は発電所工事のため、玄倉バス停のすぐ先でゲートが締められており
穴の平駐車場まで入れないのです。
折り畳みの自転車などで奥に入って行く人もいるようです。

穴の平沢橋の少し玄倉寄りに左右に石塀でカーブミラーがある場所があり
そこから小尾根を使い入渓します。(この日はピンクリボンがぶら下っていました。)

広く明るい河原に出たらそこで入渓準備。
河原の真ん中なら蛭の被害もないでしょう。

歩き出してすぐにF1.これは右から登ります。
ここで苦労するようではこの後が厳しいでしょう。
F2 CS滝。二条になり右から行きますが今年も足場となる倒木は低く
アブミを掛けて登りました。アブミを掛けずとも登れますが難しいです。

2段6mは流芯を行くような感じで上がり落ち口で足が流されないように抑え込みます。
落ち口左側に割とハンドホールドはあるのでよく見てください。
初級者には要ロープ。

釜を持つ6m滝。ここは左岸を少し巻きます。滝右壁を登ることも可能なようですが
今年も私たちには無理でした。
6m滝を巻くとやや悪いトラバースになり滑落注意です。
次の滝もまとめて巻いた方がよいでしょう。

4mヒョングリ滝を過ぎると名物の大岩。
大岩滝の右が今は要に越せるので登らずともOK。
でも、名物なので登っておきたいですね♪
その際は、残置の強度しっかりと確認してください。

遡行図上の5x15m滝でしょうか狭いゴルジュにかかる滝があります
流れ左から取りつきそのまま落ち口左に抜けるか、上部で滝を潜り右から抜けます。
流れが強く押し戻される時があるので初級者はロープ確保した方が良いでしょう。

その後、右岸から水量の少ない滝が落ちてきます。大コバ沢出合です。
見上げると天気が良い日は滝と緑がとてもきれいに見えます。

そして、石棚。ここは直登はほぼできない。
ですので右岸の石塔を登ります。(Ⅲ)ホールド、スタンスはしっかりしているのですが
高さがあるので ここも初級者は確保を。

石棚を過ぎると渓相は穏やかになり 沢の美しさと緑の鮮やかさを楽しみながらの遡行となりました。
大デッチ沢を分けると 大きな堰が見えます。間もなく遡行終了。
最後の5m滝。多くの方は右岸巻きですが右壁からややトラバース気味に落ち口に向かった行くように直登も可能です。(Ⅳ )後半ホールドが見つけづらいようです。

堰はダンジョンの出口を告げるような出で立ちでそこにあり存在感があります。
明るい河原を15分ほどで最後の赤茶けた滝を越え、もう一つの堰の上で装備解除。

今年も楽しく気持ちの良い遡行が出来ました。
帰りは作業道が林道まで伸びているので高速道路!
一部道が悪いのは例年通りで 大きく悪化している場所はありませんでした。

小川谷廊下 2級下
遡行時間4時間 パーティメンバーの力量によって大きく変わる。
増水の激しい沢なので降雨時は入渓を控えたい。
ハーケン、アブミは携行していたい。
水温が低くゴルジュの中を行くので低温対策を。

フォトギャラリー

F1.いきなり濡れます!

玄倉登山駐車場。au圏外…

バス停よりすぐにゲート。

ここから沢に降ります。目印は石の塀とカーブミラー

最後の3mだけ悪い。

快晴の中、遡行開始!今日は人数多いよ!

そして、いきなり難所のCS4m滝だ!

アブミを掛けて突破!

2段6m滝。水流に負けると落ちますよ!

滝を絶対登るマン0さんが肩絡みで確保!

名物大岩。数年前までは右の流れは詰まっていました。

キレイだよー癒しだよー

5X15m滝?ここも流れに足を取られないように落ち口を登る。

思いっきり水流を食らう。

大コバ沢。キレイだよ!

石棚に到着。右岸に上がろう。

石塔。確実に。

最後の難関。大体右岸を巻く。

この上で遡行終了。日当たりのいい蛭の心配のない河原で装備を解除。

帰り道。ザレていますよー

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

横浜西口店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部