登山学校・六甲山全縦(第3回)

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2017年07月04日 (火)~2017年07月04日 (火)
メンバー
天候
曇りのち雨
コースタイム
六甲駅-(90分)-表六甲ドライブウェイヘアピンカーブ-(120分)-杣谷峠-(60分)-
桜谷分岐-(95分)-市ヶ原-(40分)-新神戸駅
コース状況
表六甲ドライブウェイのヘアピンカーブから市立自然の家へと続く山羊戸渡という尾根は、かなりの急坂で足場の悪い岩場も出てくるので、慎重な行動が求められるでしょう。
また、トゥウェンティクロスと呼ばれる道付近の沢は、増水時、渡れなくなる時があるので要注意です。この日は、途中から雨でしたが、何とか渡ることができました。
布引の滝付近の石畳も、濡れていると滑りやすいです。
それ以外の登山道は比較的整備されており、迷いやすい所や危険個所はほとんどないと言っていいと思います。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

加藤ガイドと行く六甲山全縦第三回。今回も、多くの方々にご参加いただきました。

六甲駅から歩き始め、六甲ケーブル下の駅を通り過ぎ、表六甲ドライブウェイの途中から、山羊戸渡という尾根に取り付きます。この尾根がなかなかの急坂で、木の根っこなどの段差も大きく、岩場も出てきて、皆さん結構苦労している様子でした。

この尾根を通り過ぎれば、あとは難しい箇所はそれほどありませんでした。

しかし、台風の接近の影響もあり、杣谷峠を越えたあたりから、結構強めの雨が降ってきました。シェール槍や新穂高などのピークは、展望が期待できないということで、今回は残念ながら見送ることに。

トゥウェンティクロスで足を滑らせないように沢の徒渉を繰り返しながら歩を進め、圧巻は最後に出てきた布引の滝です。特に、43mの落差を誇る雄滝(おんたき)の姿は勇壮で、目を見張るものがありました。

その後、新神戸駅に無事に到着し、解散となりました。皆さん、雨の中大変だったと思いますが、逆に雨を楽しんでいる方が多かったように見受けられたので、僕も嬉しく思いました。僕は、今回が初の六甲山だったのですが、いい思い出になりました。

参加者の皆様、長い距離、お疲れ様でした。そして、ご参加ありがとうございました。またのご参加をお待ちしております。

*今回、写真が少なくて申し訳ありません。

フォトギャラリー

阪急六甲駅から車道を歩いていきます。

表六甲ドライブウェイの支線の途中から、登山道に入ります。

山羊戸渡と呼ばれる尾根。なかなか険しいルートでした。

この写真を撮ったしばらく前から、雨が降り始めました。穂高湖も霧の中。

弊社で管理させて頂いている森。

トゥウェンティクロス付近で河童橋を渡ります。確かに、本家本元のその付近と、雰囲気が似ているかも。

神戸開拓期の貴重な遺構が残っています。

先人の知恵と苦労には頭が下がります。

布引五本松ダム。これも明治期に作られた、国指定の重要文化財です。

遺構に関する案内板もたくさんあります。

布引の滝の中で最大の雄滝。この日は雨ということもあり、通常より水量が多いそうです。このあと、無事に新神戸駅に下山しました。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部