岩がダメなら花が良いじゃない!~長野県・入笠山~

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投稿者
浅見 直紀
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2017年09月05日 (火)~2017年09月05日 (火)
メンバー
Aの会 幹部F
Aの会 副首領Y
天候
晴れ
コースタイム
ゴンドラ山頂駅→(110分)→入笠山山頂→(90分)→ゴンドラ山頂駅
※花鑑賞のため、コースタイムの数倍かかっている
コース状況
特に問題なし。お子様や犬連れでも歩けます。
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感想コメント

本当は廻目平でクライミングをするハズだったのだが、諸事情により諏訪へ向かって入笠山へ。

冬は行ったことがあるが、夏山としては初めてだ。小さい頃に家族旅行で来たことがあるらしいが、記憶からサッパリと抜け落ちているために今回が”初めて”なのだ。

ロープウェイで山頂駅まで一気に行く。途中窓から見えたMTBのコースに真新しいヘルメットが二つ落ちていたが、あれは良いのだろうか?ちなみに後ろ向き座れば、ロープウェイは車窓から八ヶ岳の秀麗な出立を映してくれる。シャンプーハット状態の八ヶ岳を見たのが六月だったから、赤岳や権現岳まで見えるのは純粋に嬉しい。曇ったら嫌だからと、副首領がバシャバシャ写真撮りまくってるが、ロープが映りこんで唸っていた。何せロープウェイだからね。

山頂駅の情報版によれば、気温は12℃。寒いくらいだが、日差しの為か、実際にはむしろ丁度良いくらいだった。ぐにゃぐにゃと準備体操をして、歩き出し!爽やかで涼しい!

で、そこから20分。ほぼ不動。

いや、訳が。これには深い訳があるのですよ。いきなり花に、それも軽く10種以上はあったものだから同定やら撮影やら興奮やら何やらで。最後に花畑を通ろうとか言っていたのに、軽いジャブでこの咲き誇りようとは恐れ入る。帰りは発狂するんじゃないのかと思う。

鹿から植物を保護するってんで、随所にゲートがある。「お邪魔しますよ」だなんて、つい口を突いてしまいそうな花の楽園へ突入だ。木道と秋晴れのコントラストも美しい。気持ちもデトックスされる。反比例で口調が悪くなるのも、きっとデトックスのせい。

ここまでで一番印象深い花は、マルバタケブキ。漢字では丸葉岳蕗と書く。漢字さえ知ったのなら覚えるのも難しくないが、「マルバタケブキ・・マルバタケブキ・・・・」と言うだけでは、まるで魔法学校で習う呪文のようで非常に覚えづらい。幹部Fが「マルハダ・・・」と言いかけたので慌てて止めた。「・・カ!」「あー言ったァ!」

そんなこんなで、マナスル山荘へは行かずに花畑を通り、樹林帯ルートではなく自然と尾根ルートを通って(この辺りが何と言うか”山思考”だと思う)、気付けば山頂。人が多い。

そしてランチタイム。メニューはホットサンド。例によって重役を仰せつかる。「焼きあがったホットサンドを器に移動させる係」だ。大役をこなした後のホットサンドは美味である。

帰りは同じルートを通るのもアレだからと、マナスル山荘に立ち寄ったりしたが、ロープウェイ山頂駅付近の花畑でやはり足を止められる。あれは仕方がない。百花繚乱もいいところ。夏ってこんなに咲き乱れるものかと舌を巻くしかない。ここで新しく覚えたのは、フシグロセンノウとマツムシソウ。

ロープウェイのチケットに付いていたソフトクリーム割引券でルバーブ味のモノを購入し、ぼーっとして帰った。

フォトギャラリー

山頂。北南中央アルプス丸見え

アキノキリンソウ

マルバタケブキ。今回の主役!?

マツムシソウ

ヤナギランと入笠湿原

ソバナ?

ノコンギク。PCの壁紙みたい

シモツケ

フシグロセンノウ

with エゾリンドウ

ヤマユリ

八ヶ岳を見つつガブッと

ルバーブソフト。少し酸味があって美味

本日のコンディション

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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