仙丈ケ岳~アルプス女王のご機嫌を伺いに~
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2017年10月09日 (月)~2017年10月09日 (月)
- メンバー
- Aの会 ブレインI
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 北沢峠→(95分)→藪沢分岐→(60分)→馬ノ背ヒュッテ→(50分)→仙丈小屋→(20分)→仙丈ケ岳山頂→(50分)→小仙丈ケ岳→(30分)→藪沢分岐→(50分)→北沢峠
- コース状況
- 特に問題なし
- 難易度
感想コメント
偶然声を掛けられ、それも前回が甲斐駒であったために燻っていたのもあり、行ってみた。
アプローチは仙流荘から。休日ダイヤで良い塩梅の便が出るのだ。4時半には着いていたが、少々仮眠しているうちに「混雑しているために時間を繰り上げる」旨のアナウンスが駐車場へ響いてくる。6時始発のハズが、1時間も!ラッキーであった。
北沢峠のバス停裏からスタート。さほどきつくない斜度を快適に登っていく。多めに着込んでるブレインIに「多いねぇ」と言ったら「浅見に言われたかないわ!」とシバかれそうになった。・・・・確かに?
分岐は藪沢方面へ。ほぼ水平の歩き易い道が馬ノ背ヒュッテまで続く。カツラが香ばしい匂いを出していて、ちょっと秋を感じた。沢が何本か入っているので涼しく(寒く?)、バチャバチャ水に入れる箇所もあったりで大はしゃぎだった。って子供かっ!
馬ノ背ヒュッテではベンチが空いていたので休憩。膝に芋虫が乗ってきたり(本日一番のピンチにつき日本語を忘れそうになる)、一眼レフカメラの構え方について考察したりしているうちに、思ったよりも長居していた模様。気持ち良い場所なので仕方がないかなぁ。ちなみに辺りは草紅葉が紅葉していて、黄金の野原と化している。眩しかった。なんとなくストックを出して、気合を入れ直す。
で、ここから稜線へ上がっていく。ハイマツが高山感を一気に高める。ワーキャー言ってるうちに、仙丈小屋に到着。昼食をベンチでガツガツ頂いていると、空の青が素晴らしく、あまりの気持ち良さに意識を手放しそうになる。が、30分で目的地へ着けるのだ。名残惜しいが、そして仙丈小屋オリジナルストールとやらが気になるが(唐突)、根性出して歩いた。
話しながらのゆっくりペースで歩いて40分。無事に山頂に到着。女性的な山容とは言え、アルプスなだけあってそれなりの登り応えだった。「流石は女王。厳しいな」「とは言えソレを踏み敷いてる訳ですがね」
富士山・北岳・間ノ岳と、日本標高ベスト1~3位の山々が揃い踏み。山頂パノラマを堪能していると、スゴイ勢いでガスが上がってきた。仙塩尾根方面がモヤモヤだ。長居は無用。小仙丈へ向けてガツガツ下っていく。下りが得意なメンツなので速い速い。
小仙丈は甲斐駒がドドーンと見える。相変わらず白粉を塗りたくったかの様な白さ。紅葉が赤緑のチェックマフラーみたくアクセントを利かせていて、思わずおおぉーとか言ってしまう。
ここからは本格的な下り。しかも急で段差が大きい。それを藪沢方面との分岐まで延々と行く。下りスキーな我々が、もしここを登りで使っていたらと思うと・・・・。と思ってしまう。
分岐からはいきなり歩き易くなるので、本当夢中で歩いた。北沢峠に帰着したと同時にバスが来た時には、本当ラッキーづくめな日だと感じた。なにせ復路のバスは祝日の為に全てが臨時便。不定期で、人が集まり次第発車とのこと。つまりはセーフ!
仙流荘は激混みだったので、インター近くの「みはらしの湯」を利用して帰った。なお、ここからは仙丈ケ岳が丸っと見えるので、登った山を眺めつつ湯を楽しみたい人にはオススメである。
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