雨飾山~すでに雪が降っていた、、、

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投稿者
酒井 健
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日程
2017年11月06日 (月)~
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
登山口<25分>難所ノゾキ<45分>一服どころ<45分>中ノ池<80分>山頂<75分>一服どころ<35分>難所ノゾキ<20分>登山口
コース状況
登山口から難所ノゾキまでいきなりの急登で足場も滑りやすく悪い。
その後もところどころ平坦地はあるものの地味にひたすら急な登りが続く。途中はしごやロープの設置された場所もあるので注意。今日は一服どころを過ぎたあたりから雪が出てきた。中ノ池から笹平までの急斜面は完全に雪道。チェーンアイゼンもしくは6本爪アイゼンがあれば安心。
早朝のうちは登山道が凍っているので滑りやすい。午後になると陽が当たり緩んでくるので下りはそれほど怖くなく歩きやすくなっている。
難易度
Google Map
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感想コメント

お客様から百名山の雨飾山に日帰りで行ってきたというお話を聞いた。
妻に話すと早速行く気満々(笑)
今日は快晴予報。苦手な早起きをして向かう。

雨飾山への登山口は何か所かあり、一般的なのは長野側の小谷温泉から。でも石川県からのアクセスなので今回は雨飾温泉から登る。こちらからのルートはかなりの急登で人気がない(笑)

スタートの雨飾温泉は創業明治13年。平成11年までは車道が通っておらず1時間半歩かないとたどり着かなかった秘湯。登山客もさることながらこの温泉や美味しい食事を楽しみに来る観光客の方も多いのだとか。

下山後の温泉を楽しみにスタート。いきなり急登が始まる。滑りやすく歩きにくい岩場。カラダが温まるまでペースを上げずゆっくりと登る。30分程で難所ノゾキに着いた。ここから稜線沿いをしばらく上がるが、なんだかんだ急坂を登り続ける。梯子ありロープあり岩場ありなかなかの登山道だ。最初の木梯子を過ぎた辺りから雪が出てきた。まだ陽が当たらないので凍って滑りやすくなっている。慎重に歩を進めると雪がどんどん増えてきた(当たり前か、、、)ヤバイ、アイゼンを持ってくるのをすっかり忘れていた。どうも九州の気分が抜けていない。北陸の11月の2000m、雪が付いているのは考えられた事だ。このまま雪が深くなっておまけに北斜面で凍っていたらアウトだな、、、と思いつつ進む。

中の池を過ぎると完全に雪道のさらなる急登が始まった。ただ雪はさらさらとして凍っていないのでどうやら登れそうだ。積雪20cm以上はあるだろうか、足がずぼずぼ埋まる。ゲイターを付けてきてよかった。妻はなぜかソールが柔らかめの登山靴を履いてきていてキックステップが踏めず登りずらそうだ。こんな時はそれなりに硬いソールの方が登りやすい。次第に背の高い木々がなくなり視界が開けてきた。ふと振り向けば日本海がきれいに見える。しかしこの登りはキツイ。今日の核心か、、、急登に取り付くこと1時間、笹平に到着!ガバっと視界が開けて雨飾山が見えた。空は青く雲一つない最高のコンディション。さっ、山頂まであと少し、いよいよ最後の登りだ。下から見上げるとこれまたかなりの急登で岩場だ。上から降りてきた人はしっかり6本爪アイゼンを付けていた、だよね、必須だよね、すっかり忘れたよね。妻にも念を押して慎重に登ること20分。山頂に到着!!見事な快晴、見事な展望、そして無風、日差しが暖かい、最高の山頂だ。やっぱり山はたまらない(笑)小谷側から登ってきた人たちもいて山頂はちょっとした賑わい。そしてみなアイゼン装着、またここでもミスを痛感(笑)

ついつい気持ちよくって山頂に長居をしてしまった。が、アイゼンのない我々の核心は下り。気を引き締めなおしてとりかかる。まずは笹平までを慎重に。とにかく段差が大きいのでしゃがみ込むように慎重に降りる。そして笹平から中ノ池への下り。と、雪がふかふかとさらさらとしていて滑るようにちゃっちゃと降りられてしまった。妻はキャッキャと楽しんでる。逆に夏道の方が木の根や岩に阻まれて歩きにくいかもしれない。よってペースが速くあっという間に難所ノゾキに。ここからは滑りやすい岩場なので気を引き締めなおして慎重に。

そして最後はお楽しみの雨飾山荘にて極上の温泉に浸かる。うーん、いい一日だった。

フォトギャラリー

最高のコンディション

さあ、スタート

難所のノゾキ 稜線にあがってきた

この看板が所々設置されている

雪が出始める

だんだんと増えてきて

いよいよ深くなってきた

振り返ると日本海

中ノ池

さあ、急登だ

ここだけ切り取ると完全に雪山(笑)

気もちいい

ようやく山頂が見えた

さあ、最後の急登

最高の眺め

最高の青空

本日のニューアイテム

最後は秘湯でほっこり

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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