秋めく静かな尾瀬へ 渋沢大滝~尾瀬ヶ原~至仏山

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投稿者
柴田 大助
日程
2010年09月12日 (日)~2010年09月15日 (水)
メンバー
川西店 柴田family
天候
曇り時々雨、時折晴れ間
コースタイム
9/12 小沢平(コゾウサワダイラ)15:00~渋沢温泉小屋16:30
9/13 渋沢温泉小屋13:20~渋沢大滝14:10~渋沢温泉小屋15:30
9/14 渋沢温泉小屋7:15~(段吉新道)~東電小屋9:30~ヨッピ橋10:00
~牛首11:00~山ノ鼻(至仏山荘)12:15
  山ノ鼻12:30~至仏山13:40~鳩待峠15:00~山ノ鼻15:30
9/15 山ノ鼻7:45~鳩待峠8:20
コース状況
小沢平から渋沢温泉小屋、渋沢大滝への道は木道ではなく一般登山道です。
段吉新道辺りから単線の木道に変わり、赤田代付近より複線の尾瀬らしい木道になります。
木道では基本的に右側通行になります。
山ノ鼻~至仏山頂への登山道は、植生保護及び登山者の安全のため上り専用になっています。
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感想コメント

9月の尾瀬はミズバショウやニッコウキスゲといった華やかな花の季節も終わり紅葉にも少し早い時期ですが、
人の数が比較的少なく静かな尾瀬が満喫出来るおススメの時期です。
空も秋色に変わり始めるのでゆっくり写真を撮りたい方にもお勧めできます。
今回は以前の職場の先輩が切り盛りしている渋沢温泉小屋から尾瀬ヶ原に抜け至仏山に登ってきました。

2日目は天気が良ければ燧ヶ岳に登ろうと思っていたのですが、朝から雨だったので天気の回復を待ち渋沢大滝へ。
尾瀬の滝と言えば「三条ノ滝」が有名ですがこの渋沢大滝、全然負けていません。
滝のスケールも凄いのですが滝壺のすぐそばまで行けるので迫力が違います。一見の価値アリです。

3日目も同じような天気。時折覗く青空を逃がさず写真に収めながら歩き、ちょうど昼頃に宿泊地、山ノ鼻へ到着。
天気は相変わらずでしたが時間的になんとかなりそうだったので、ここから一人で至仏山へ。
ここで思わぬ難敵に遭遇。この山を形成している「蛇紋岩」という岩石。
森林限界が周りの山より低いのは、植物の育ちにくいこの岩が原因の様ですが、
何より僕を困らせたのは、このつるっつるっに滑る岩肌。
雨に濡れていたおかげで少し角度のある所なら気持ちいい位に滑ります。
数年前に下りが禁止されたのも分かる様な気がします。気を付けましょう。
なんとか頂上へ辿り着く頃にはガスの中で真っ白。
仕方なく下山を始めると少しずつ空が明るくなり始め、
オヤマ沢田代付近で一瞬青空が広がりナイスビューを見せてくれました。

フォトギャラリー

小沢平~渋沢温泉小屋で秋を見つけました

オオカメノキの実

ひっそりとした佇まいの渋沢温泉小屋

木も全体的に大きい様な気がします

今回の目玉!渋沢大滝
右下に母親がいます

9月の花 ウメバチソウ

エゾリンドウ この花が終わると尾瀬の花も終わり

こちらはトリカブト

赤田代付近で少し青空が!

至仏山への登山道から尾瀬ヶ原を見下ろす

オヤマ沢田代

今回最高の青空!右奥が燧ヶ岳

この日の宿 至仏山荘

夜明け前の景色

白樺もこの時間帯雰囲気があります

ヒツジグサが綺麗でした。

サンショウウオとご対面
桧枝岐では天ぷらや燻製にするらしい

燧ヶ岳にかかる雲が良い感じでした。

至仏山と印象的な雲

白樺と秋の空

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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