大雪山系 旭岳〜黒岳縦走
- 投稿者
-
岸田 泰典
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2019年09月12日 (木)~2019年09月12日 (木)
- メンバー
- サッポロファクトリー店 岸田
友人1名
- 天候
- 曇りのち雨(あられ)
- コースタイム
- 姿見駅(120)旭岳(140)北海岳(90)黒岳石室(20)黒岳(10)黒岳石室
- コース状況
- ○アクセス
公共交通機関
旭川ロープウェイまではJR函館本線旭川駅から旭川軌道バスの「いで湯号」で約1時間半。
マイカー
札幌市からは札幌ICより旭川北ICへ
旭川ICから旭岳ロープウェイ駅まで約2時間50分
有料と無料の駐車場があります。
○コース状況
良
・旭岳ロープウェイ料金(6/1〜10/20のトップシーズン料金)
大人(中学生以上) 往復券 2,900円 片道券 1,800円
小人 往復券 1,450円 片道券 900円
・お鉢巡りで早朝出発を予定していた為、無料駐車場で車中泊しました。今回私たちは黒岳石室にテント泊しましたが、泊まりなしで縦走する方は早朝出発をおすすめします。必ずロープウェイの始発と最終を確認しましょう。
・姿見駅から黒岳石室まではトイレがありません。必ず携帯トイレを持参して下さい。忘れた方は駅でも買えます。(携帯トイレの回収BOXは旭岳ビジターセンターにあります。)
・旭岳から裏旭キャンプ指定地の下りは急でした。お気をつけ下さい。
・途中から雨が降りだして、一気に気温が下がりました。森林限界を越えた場所にいるので吹きさらしです。かなり寒かったので、防寒対策はきっちりして下さい。レインウェア、レイングローブは必須です。
・黒岳石室利用料
石室宿泊料金(トイレ利用料、貸し毛布付き) 大人2,000円 小人1,000円
テント泊 大人、小人 500円
・今回テント内の服装は
上:メリノウール150にパタゴニアR1、マイクロパフフーディー
下:ストームゴージュにレインパンツ
シュラフはナンガ450DXで丁度良かったです。
- 難易度
感想コメント
大雪山系にある北海道最高峰の旭岳(2291m)を登ってきました。
「北海道の屋根」ともいわれる大雪山。旭岳を主峰とする2000m級の山々からなる南北50km以上の山系です。トムラウシ山、十勝岳、石狩岳など壮大な山々を含む大雪山国立公園は、なんと神奈川県とほぼ同じ面積だそうです。す、、すごい。
今回の山行は旭岳〜黒岳間のお鉢平を一周する、大雪山お鉢巡り。
1日目に旭岳→北海岳→黒岳
2日目に黒岳→北鎮岳→中岳→姿見駅に戻る、1泊2日のテント泊山行でした。
(このレポートは一日目の旭岳→黒岳のレポートです。)
大雪山は夏休みや紅葉シーズンは混雑するので、前日に無料駐車場で車中泊をし、ロープウェイで姿見駅まで上がることにしました。
午前5時半頃から駐車場に車が増えだし、6時頃のロープウェイ駅付近にはすでに15人くらいの登山者がいました。
登山者の中にはトレランをする方達もいて、ロープウェイを使わず走って旭岳を目指すという方も。
まずはロープウェイに乗って姿見駅へ。姿見駅から旭岳に向けて出発します。出発時から7合目辺りまでは晴れていたのですが、8合目ではガスで周りがほぼ見えず、ニセ金庫岩と金庫岩をスルー。いつのまにか旭岳を登頂していました。笑
旭岳到着後から北海岳に向かう途中からは雨が降り出し、晴れたり、止んだりとウェアの脱着に忙しかったです。風が吹くと吹き抜けなのでめちゃくちゃ寒いです。面倒かもしれませんが、こまめにウェアを脱ぎ着して下さい。黒岳石室に着く頃に一旦雨は止んだので、急いでテントを張ることにしました。しかし、設営途中からはあられに降られ、身体は冷え切りました。寒がりの方は石室や小屋で休憩出来るので、降っている間は休憩して下さい。暖かったです。
そして、テント内であられを待つこと3時間。無事天候も回復し、黒岳登頂出来ました。少しガスがかっていましたが、頂上の景色は最高でした!
旭岳を越えてからは、黒岳まではほぼなだらかな稜線歩きなので、初めての縦走登山におすすめです。また、黒岳石室に泊まって桂月岳でご来光を見るのもありです!
この時期の大雪山はあられが降ることもあるので、防寒の準備はしっかりして下さいね!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。