中倉山 孤高のブナを見に行く

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投稿者
飯田 真仁
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日程
2019年10月30日 (水)~2019年10月30日 (水)
メンバー
単独
天候
晴れのち曇り
コースタイム
銅親水公園(60分)登山口(90分)中倉山(10分)孤高のブナ(60分)登山口(50分)銅親水公園
コース状況
・「山と高原地図 赤城・皇海・筑波」や1/25000地形図に登山道の記載はありませんが、山と渓谷社「分県登山ガイド 栃木県の山」にコースガイドが載っています。踏み跡は明瞭で赤テープも設置されています。
・銅親水公園から登山口までの林道は工事用車両が通るので十分気を付けてください。
・ザレて滑りやすい急登が多いです。
難易度
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感想コメント

以前から気になっていた「孤高のブナ」に会いに栃木県は足尾の中倉山へ行ってきました。
山と高原地図にも地形図にも登山道の記載がないのですが、「分県登山ガイド 栃木県の山」とネットの記事を参考にしてアタック!
銅親水公園の駐車場に車を駐め、歩き出します。登山口へ向かう林道は工事車両も通るため注意しつつ進みます。仁田元川の左岸に沿って歩いて行くと、地形図の917mの標高点のあたりが登山口です。標識はありませんが赤テープで印がされています。
いきなり急登で始まります。九十九折に登って行くと紅葉もちらほら。天気もいいしこれはいい登山になりそうだ、とほくそ笑みます。
1350mを越えると明瞭な尾根道となり、巻道と思しき踏み跡を分けて行けば中倉山に到着です!1500mとは思えない高山の雰囲気漂う稜線!そして360度の眺望が広がります。
中倉山山頂から少し進むといよいよ孤高のブナとご対面!有名な足尾銅山の操業による煙害で仲間の木々がやられていく中、一本だけ力強く生き残っているブナだそうです。心なしかパワーのようなものをいただいた気がします。近年植樹によって緑が徐々に復活しているとのこと。銅親水公園で詳しく知ることが出来ます。時間のある方は寄ってみて下さい!
さてのんびりしたら下山です。ブナの脇に伸びる道、これはさっきの巻道に通じているのでは?と行ってみるとドンピシャリ!登り返しがなく、楽に下山できました。右上の地図にピンクの線で示しているのが巻道です。
マイナーな山ですが素晴らしい山でした。近くに気になる山を見つけたのでまた来るかもしれません!

フォトギャラリー

唯一の道標。

銅親水公園からスタート!

明るい河原歩き。

仁田元方面へ進みます。

登山口は赤テープを見逃さないようにしましょう!

割と急登が続きます。

何をどうしたらそうなるんだい?

もうすぐ支尾根に合流。

紅葉もまだ見られました。

右は直登、左は巻道です。

稜線は気持ちの良い道です。

1500mの山とは思えない眺めの良さでした。

中倉山山頂到着!

足尾銅山の影響でしょうか。荒涼としています。

反対側はこんな感じ。

お天気も最高でした。

孤高のブナ。力強く生きています。

リンドウを見つけました。

帰りは巻道ですいすい。

ミニ上高地と呼びたくなりました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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