展望抜群の中央アルプス 雪の烏帽子岳

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投稿者
本田 康之
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日程
2020年01月21日 (火)~2020年01月21日 (火)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他1名
天候
快晴
コースタイム
鳩打峠(47分)小八郎岳(69分)飯島分岐7合目(11分)セキナギ下部標識(15分)セキナギ上部標識(69分)烏帽子岩基部(30分)烏帽子岳(90分)飯島分岐7合目(90分)鳩打峠
コース状況
アプローチ
・松川インターから県道15号を駒ヶ根方面に進み、小八郎岳登山口を左折、そのまま林道小八郎線へ
・公共交通機関はなしです

➀鳩打峠までの林道小八郎線は舗装路ですが、細い道で駐車場手前で雪がありました。駐車場内は積雪があり、冬タイヤが必要です。
➁登山口はすぐ上で、登山届BOXにパンフレットがあります
➂小八郎岳まで小一郎~小七郎まで成長していく小さな看板があり、楽しい。また烏帽子岳へのプレートが10の分数で表示されています
➃小八郎岳を巻く登山道もあり、分岐には標識があります(小四郎看板の先)。ただ、巻道は帰りに通りましたが、以外に長く、トラバースだけではありません。
➄小八郎岳には東屋があります。小八郎岳への最後の登りは階段があり、このあたりから雪がしっかりついていて、帰りの下りでアイゼンがあれば楽です。
➅小八郎岳の巻道との合流点で3/10になります。ここからセキナギまでは樹林帯の緩やかな道
➆飯島ルート合流点が7合目ですが、ここから8/10までが急でスリップ注意
➇セキナギは尾根の巻道になっていて、雪のトラバース道で尾根も細く、やや危険箇所もある
➈8/10の岩場のトラバースがやややらしい
➉烏帽子岩は梯子の初級、岩場の上級があり、上級の岩場は色々行けそうですが、ルートは鎖場があります。最後に初級・上級分岐へ下る際が最も危険な感じです。冬は雪や凍結がなければ全く問題がなさそうです。初級は烏帽子岩沿いに進みますが、ここの梯子は埋まり、急で、最後は烏帽子岩の際に鎖場があります
⑪山頂は烏帽子岩からすぐ上にあり、展望は抜群です
⑫立ち寄り湯はまつかわ温泉清流苑が500円(10:00~20:00)。
小八郎岳・烏帽子岳で本人の写真が映った写真を見せるとバッジがもらえます!
難易度
Google Map
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感想コメント

烏帽子岳(えぼしだけ・2195m)は中央アルプス南部の奥念丈岳から伊那側に派生する支尾根にあり、麓から見るときれいな烏帽子の形をしていて、山頂手前には烏帽子岩があります。
松川町の鳩打峠から登山道が通じ、烏帽子岳の先、念丈岳まで続きますが最も手前の小八郎岳(1470m・こはちろうだけ)は片桐郷の豪族、片桐小八郎の名からきているそうで、南アルプスが一望できる最高のロケーションでこの山までならすぐに来れそうな身近な山ですが、その先の烏帽子岳までは鳩打峠から1000m、小八郎岳からでも700mの標高差があり、なかなか険しい山です。雪を求めて、この山を選びましたが、小八郎岳に最後に上がる階段部分までほぼ雪はなく、山頂から下る時にやや困るくらいの雪の量でした。小八郎岳は南アルプスの展望台ですが、朝は逆光になるので午後からがベストだと思います。またこれから登る烏帽子岳も見えますが、いかに遠いかもわかります。7/10の飯島分岐まで快適な尾根歩きです、順調に進みましたが、この先のセオナギのトラバースでだんだん細い尾根に変わり、樹林帯の急な坂に変わります。8/10から小さな岩峰が多くなり、鎖のあるトラバ-ス道などで思っているより時間が掛かり、しんどい時間帯です。最後の烏帽子岩は岩場を超える上級と岩場を梯子階段で巻いていく道に分かれます。今日は岩場に雪もなく、いいアイゼントレーニングになるということで上級コースに進みました。短いですが、背後が南アルプスで傾斜もそれほどないので面白みがありました。帰りは初級コースで行きましたが、こちらは梯子階段も9割がた埋まっていて、急なルンゼのような感じになっていて、岩に雪がないなら登りはかえって上級コースの方が楽ではないかと思いました。
烏帽子岳は今まで見えていた南アルプスに加え、空木~越百までの稜線がくっきり見え、こちらも最高のロケーションです。
最初の目標はこの先の念丈岳でしたが、到着が12時前になり、この先は危険箇所はなくても樹林帯の中で時間がかかりそうです。山頂から見えているのがまだ手前の池の平山なので、やはり遠すぎました。
しかし、これだけの展望が得られたら充分、満足な上にまつかわ温泉で2山のバッジと限定100名様の2020年山のカレンダーがもらえて、ラッキな一日でした。

フォトギャラリー

烏帽子岩からオール南アルプス

鳩打峠スタート

この標識が楽しい

小八郎岳からこれから進む烏帽子岳方面

半分!このあたりまで快適な尾根です

崩壊地の右をす進みます

7合目の飯島分岐

セキナギ下部付近

セキナギ上部から市街地と南アルプス

南アルプス南部をアップ!

烏帽子岩が見えてきました!

烏帽子岩の上級コースを行きますが、難しくはありません

登ってきた尾根

池の平山と向こうに安平路山

烏帽子岩の下りがやや怖いかな?

烏帽子岳から空木・南駒ヶ岳の絶景

烏帽子岩を見上げます

帰りは初級コースですが、ここも急な下りです

下りの方がアイゼン・ピッケルが活躍します

まつかわ温泉で烏帽子岳と小八郎岳のバッチをもらいました!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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