ひとりでトコトコ山行脚 蓼科山(長野県 2000m)編
- 投稿者
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渡部 嘉章
グランフロント大阪店
- 日程
- 2020年10月07日 (水)~
- メンバー
- グランフロント大阪店 渡部
- 天候
- 晴時々曇り
- コースタイム
- 7合目登山口>30分>天狗の露地>20分>将軍平>20分>蓼科山頂ヒュッテ>2分>蓼科山山頂>23分>将軍平>15分>天狗の露地>25分>7合目登山口
- コース状況
- ・人気のコースですので分かりやすいコースです。
・途中、急なガレ場や、将軍平からの岩場は注意が必要です。特に混雑時には落石や擦れ違い時の接触に気を付けて下さい。
・登山口と将軍平、蓼科山頂ヒュッテにお手洗いが有ります。
- 難易度
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感想コメント
・黒斑山からの浅間山を満喫し、気分よく3連休の登山を満喫!でもまだ時間はある。車の中で地図を見てみると、前回、ガスっていて全く山頂からの展望を楽しめなかった蓼科山が近い!最短コースなら行けそうだ!!と、いう事で本日2座目を急遽決定し向かいました。
・蓼科神社のある7合目の登山口に着くと、結構広い駐車場はほぼ満車。観光バスまで停まっとるがな・・・。まぁ、駐車スペースがあってよかった・・・。
・薄曇りの天候下、急いでスタート。高妻山、巻機山、黒斑山、今回の登山はどの山も有難い事にメインの場所だけは全て晴れてくれた。ここも晴れてくれればなぁ~と淡い期待を抱きながら歩きます。
・さすが7合目からのスタート。昼も過ぎているというのにヒンヤリ涼しい!これは有り難い!!早足で進みます。緩やかなコースにチョットした登り。楽勝です!!
・と、思っていたらどんどん急坂のパートが増えていきます。ちょっと思っていたのと違う・・・。もっと楽勝コースやと思ってた・・・。ガレた登りに入るころには寝不足と疲労で睡魔まで襲ってくる始末。キツい・・・。
・青息吐息になりながら歩いていると、急激に雲が流れ始め、一気に青空が広がってきました。「うぉぉ~!!」「きたぁ~!!!」と心の中で歓喜の叫び!一気に眠気まで飛び去って行きます。陽の光に照らされた樹々の緑と紅と黄が美しく、疲れも癒されます。それでもガレの登りは結構長いです・・・。足元には注意して下さい。
・ガレ場の先の樹林帯の先に光が見えると将軍平に着きます。驚いたことに、結構遅い時間に登り始めたと思っていたのですが、かなり多くの登山者がおられました。しかも、これから頂上を目指す様子。「これはヤバい!登りの渋滞は回避したい!!」と休憩なしで岩場の登りにかかります。
・このコースのハイライトの一つは恐らくこの岩場の登りでしょう。結構足を上げないといけないような大きな岩がゴロゴロあります。往路、復路のコース分けも無いので行き違い時にも注意が必要ですし、先行登山者の動きにも注意が必要です。ここは慎重に登って頂きたいパートです。
・岩場の登りの後半は樹林帯を抜けます。この樹林帯を抜けた辺りが歓声ポイント!圧倒的な気持ちよさと展望が相まり、「来てよかったぁ~!!」の声が漏れ出てしまうと思います。行き違う方、振り返って展望を見られる方の笑顔が物語っています。存分に景色を満喫したいところです。
・岩場の最後は蓼科山頂ヒュッテがお出迎えです。前回はスズラン峠側から登ったので、ちょっと不思議な感覚でしたが、以前の会話を思い出し、「あぁ、みんなこっちから登って来てたんや」と納得。ちょっと休憩しようと思いましたが、一気に気が変わるものが目に入ってきました!
・蓼科山の魅力。それは「圧倒的かつ独特の山頂風景」。もう、想像をはるかに超える光景でした。前回は3m先も見えないガスの中、何とか祠まで行って帰ってきただけでしたが、なんじゃこりゃ!!辺り一面石だらけ。その中心付近に祠が有る!こんな世界が広がっていたなんて夢にも思っていませんでした!(単なる下調べ不足なんですが・・・。)思いっきり(気持ち悪いであろう)ニヤついた顔で、なぜか祠に向かって走っていました。
・もう夢見心地です・・・。三連休の山行の最後にこんな・・・。感動以外何もありません!言葉もいりません!!山頂からの景色と雰囲気を存分に満喫するのみです!!!
・名残惜しいですが下山です。行き違いの方と足元に充分気を付けて下ります。山頂の感動でフワフワした気持ちをきゅっと引き締めて下りましょう。ここで怪我でもしたら台無しになっちゃいますから。
・先行のグループが前を空けて下さったので、将軍平まであっという間に下ってきました。全く疲れていないのでそのままスルーして進みます。ここから先はガレの急な下りなので転倒注意です。
・前方に登りでは立ち寄らなかった「天狗の露地」が見えてきたので立ち寄ってみる。ところがさっきまでバッチリ晴れていたのに、一気にガスってしまい、なぁ~んも見えません・・・。山頂が晴れてくれていて本当に良かった。
・ガレ場が終わり、足元がやや安定してきたのでゆっくり紅葉や風景を楽しみながら登山口を目指します。徐々に薄雲が上空に広がり始めてはいますが、時折差す太陽の光が森の彩りを豊かなものに変えてくれます。自然はやっぱり素晴らしいです!!
・登山口に着くと満足そうな先行グループの方々がにこやかに談笑されていました。本当に気持ちが分かります。急遽登る事にして本当に良かった!!お疲れ様でした~!!!
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。