錦秋、御在所岳。カリフォルニアドリーミング
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2020年11月05日 (木)~2020年11月05日 (木)
- メンバー
- GR岸和田 Hさん
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 裏道登山口〜中尾根バットレス取り付き 90分
- コース状況
- 60mダブルロープ
カム1セット
感想コメント
10月のサマーコレクションに引き続いて、H氏とマルチピッチへ。
天気もよさそうなので、私自身は今年5度目となる御在所岳へ向かった。
すっかり秋も深まり、紅葉が登山口の方まで下りてきていた。
まずは、何でも器用にこなすH氏のパッキングを写真で見て頂きたい。
ほとんどがギアのはずなのになぜこんなに綺麗なのか・・
山の経験は自分の方があるはずだが、見習うことばかりである。
アプローチのペースもよく、9時過ぎにはカリフォルニアドリーミングの取付きに着いた。
今日は快晴にも関わらず、一の壁に2人だけで中尾根にはクライマーはいなかった。
それもそのはず。こちらには全く日が当たらないのだ。
前尾根には数パーティが取付いているのが見え、あたたかそうで羨ましく思った。
準備を整え、さっそく登り始める。
わたしはもう登った事があるので、オンサイトトライをしてほしいと思い、H氏にリードをお願いした。
迷いのない動きで、サクッと登り切ってしまう。一方、私はフォローでも必死。
3ピッチ目は前回のリベンジをということで、リードを志願した。
粘ったが、核心のところでフォールし、その後は気持ちが続かずA0をまじえた。
足の下手さももちろんだが、心の弱さをより一層感じた時間であった。
その後は、H氏に4ピッチ目をとことんやってもらおうと、ビレイに専念。
このピッチはデスバレーと呼ばれるらしい。5.12a/bのグレードがついている。
ムーブは解決し、もうあと少しのところで、時間切れとなってしまった。
素晴らしいトライだった。
ウサギの耳に立ち寄り、1本くらいなら登れそうだということで「ウェイクアップ」で締めてクライミングは終了。
日暮れまでよく遊んだ一日。
次に来るのは春の雪解けの頃だろう。それまでに、もう少し精神を鍛えておきたいと思う。
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