飯能　宮沢湖を歩く

飯能駅からバスで15分ほどのところにある宮沢湖は、入間郡地域の用水不足を解消するために1941年（昭和16年）に竣工した宮沢溜池ダムによってできた人造湖だそうです。西武池袋線沿線で育った東京人にとっては高麗・飯能周辺の野山は遠足の定番。わたしも小学生のときドレミファ橋を渡った記憶があります。

そんなわたしでも宮沢湖に行くのははじめてで、今はムーミンで有名なメッツァという施設ができているみたいです。軽いハイキングをしたかったので宮沢湖のまわりを歩くことにしました。
ムーミンバレーに入るのは有料（けっこう高い）ですが、メッツァは湖のまわりに北欧風の建物が並んだ公園風の施設で、北欧雑貨やカフェ、埼玉のおみやげ屋さんなどが入っていてここだけでも楽しめます。小さい子ども連れの親子がお弁当を食べていたり、ウッドチェアに寝そべっていたりと、かなりのんびりしていていい雰囲気です。

なんとなくムーミンの入口に先に行きたかったので、メッツァを拠点にして右回り（時計回り）に歩くことにしましたが、反時計回りでも歩けます。ムーミンの入口で写真を撮って左手の通路を歩いて行くと山道に入ります。しばらく歩いて突き当ったら右に進み、道なりに歩いて行けば道標もあるので迷う箇所はありません。途中でほほえみの丘や高麗峠などベンチのある休憩スポットもあるので、お昼がてら歩いても楽しい散歩ハイキングです。
ほほえみの丘で小休憩したのですがこの日は風の強く、遮るもののない丘は突風。すぐにハイキングを再開したので、結局お昼はメッツァに戻って外の椅子で食べました。途中からゴルフ場の横を通るかんじの道でいかにも山っぽい道は少ないのですが、気軽に散歩気分で運動するのにはちょうどいいと思います。