シャクナゲを探しに 太郎山・山王帽子山(栃木県日光市)
- 投稿者
-
森本 楓
名古屋駅前店
- 日程
- 2021年05月25日 (火)~2021年05月25日 (火)
- メンバー
- 東武宇都宮店 森本
- 天候
- 晴一時霰
- コースタイム
- 登山口→(45分)→山王峠→(5分)→山王林道登山口→(55分)→山王帽子山→(85分)→小太郎山→(20分)→太郎山→(15分)→お花畑→(80分)→工事専用道路出合→(50分)→梵字の滝飯場跡→(20分)→丁字路→(30分)→光徳温泉バス停
- コース状況
- ルートが非常に長いので、健脚者むけのコースだと感じました。
山王帽子山までは歩きやすい林道です。
小太郎山から太郎山へのやせ尾根はゴツゴツした岩場。フットホールドはたくさんあるので、ゆっくり落ち着いて歩けば大丈夫です。
新薙の下りは粘土質の土で滑りやすく、補助ロープが何本も設置されていました。
また、梵字の滝飯場跡からの舗装路の距離が長いので、硬めの登山靴で挑む場合は、舗装路用の歩きやすい運動靴のようなものを準備しておくと快適です。
今回の総歩行距離…19.0km
- 難易度
感想コメント
分県登山ガイドを眺めていたら、県内の他の場所では大体6月に見ごろとなるシャクナゲが5月中旬から開花する、と表記されていたこの山域。本当かどうか見てみたい、ということで行って来ました。
小太郎山、太郎山のハクサンシャクナゲはまだかたい蕾でした。新薙から下のアズマシャクナゲは咲き始めたところで、まだまだ今から長く楽しめそうです。
ロングルートで、なおかつエスケープルートもほぼないためか、前日の釈迦ヶ岳とはうって変わってほぼ人に会わず。人間よりも多くのシカに会いました。
近年、戦場ヶ原を含むこの山域ではシカの個体数が増加し、食害も増えているとのこと。よくよく見れば、山中にもシカの食べ痕が多くあることに気づきます。葉や茎が引きちぎられ、繊維がぎざぎざ飛び出てしまっているのは、おそらく前歯を持たないシカに食べられた痕です。
生き物の気配が濃い山でした。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。